18日の海外動向と本日の相場見通し 米ハイテク株高はプラス、国内自粛ムードはマイナス

19日の大阪ナイトセッション日経平均先物3月物は前日比10円安の23190円、高値は182355分の23260円、安値は181653分の23090円でした。18日のNYダウは3日続落、連休前の14日比165.89ドル安の29232.19ドルでした。17日に新型肺炎の影響で1~3月期の売上高予想を達成できないと発表したアップルが下落し、中国での売上高が大きい銘柄にも売りが波及しました。一方、ナスダック総合株価指数は続伸し、過去最高値を更新、同1.567ポイント高の9732.743ポイントでした。NY原油先物相場は横ばい、WTI期近の3月物は前週末と同じ1バレル52.05ドルでした。NY円相場は1ドル=1098090銭、前週末比10銭円安・ドル高でした。

 

バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が18日に公表した2月の機関投資家調査(6~13日実施)によれば、新型肺炎の感染拡大を背景に中国の成長見通しを引き下げる投資家が多かったため、今後1年で世界経済が「力強さを増す」と答えた比率から「弱まる」と答えた比率を引いた値は18%と前月から18ポイント低下しました。その一方で、米国株を当初配分より多い「オーバーウエート」とした投資家から、少ない「アンダーウエート」とした投資家の比率を引いた値は16ポイント高い19%と1年5カ月ぶりの高水準でした。世界経済全体には慎重なスタンスながら、その中で相対的に強い米国の株や債券を選好するという傾向が顕著になっています。こうなると、米国では債券高(低金利)と株高(特にハイテク株・成長株高)が継続することでしょう。これは米ナスダックとの連動性の高い日経平均に関してはポジティブな材料です。その一方で、新型コロナ感染拡大で、小規模なイベントや仲間内の集まりなどにも自粛ムードが広がってきたそうです。これは国内景気にはネガティブです。この結果、日経平均は上値の重い展開となりそうです。想定レンジは23200円±200円程度です。

 

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