2日の海外動向と本日の相場見通し 堅調相場、売り方にはつらい展開が続く

3日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比70円高の20480円、高値は終値、安値は2日22時02分の20370円でした。2日のNYダウは4日続伸、前週末比152.51ドル高の22557.60ドルと、9月20日以来ほぼ1週間半ぶりに過去最高値を更新しました。ナスダック総合株価指数、S&P500種株価指数も揃って最高値を更新しました。9月のISM製造業景況感指数が60.8と、市場予想に反して前月比2.0ポイント改善したことが好感されました。NY原油先物相場は反落、WTI期近の11月物は前週末比1.09ドル安の1バレル50.58ドルでした。NY円相場は続落、前週末比25銭円安・ドル高の1ドル=112円70~80銭でした。

 

米株高、円安を受け、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。想定レンジは20500円±100円程度です。主力の輸出関連株が買われ、指数を押し上げることになりそうです。ただし、買い一巡後は上値では利益確定売りが出るため、高値圏での膠着相場がメインシナリオです。一方、押し目らしい押し目がないため、売り方にとっては非常につらい展開が続くことでしょう。

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