21日の海外動向と本日の相場見通し 米国株反落、多くの投資家は様子見

22日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比100円安の23550円、高値は21日16時34分の23600円、安値は21日17時23分の23510円でした。21日のNYダウは反落、前日比97.97ドル安の28210.82ドルでした。ナスダック総合株価指数も反落、同31.80ポイント安の11484.69ポイントでした。ブラジル政府が21日、同国で実施されていた英アストラゼネカとオックスフォード大の新型コロナワクチンの臨床試験で被験者が死亡したと明らかにしたことが嫌気されました。NY原油先物相場は下落、WTI期近の12月物は前日比1.67ドル安の1バレル40.03ドルでした。NY金先物相場は3日続伸、12月物は前日比14.1ドル高の1トロイオンス1929.5ドルでした。NY円相場は反発、前日比90銭円高・ドル安の1ドル=104円55~65銭でした。

 

10月21日のVIX指数は前日比0.70(2.39%)安の28.65でした。また、VIX3Mは同0.50(1.66%)安の29.61で、VIX/VIX3Mレシオは同0.01(0.74%)高の0.97と、依然として1を下回っていますが、ここ最近は上昇傾向です。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比0.93(0.74%)安の124.38でした。

 

一方、10月21日の日本では、プット・コールレシオは1.92と前日の1.82から上昇しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は98.82と前日の99.27から低下しました。新高値銘柄数は68、新安値銘柄数は2でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は10月21日現在「水平」継続です。転換線は「上向き」から「水平」に転換しました。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上で推移し、「好転」継続です。そして、引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。また、10月21日現在のMACD(12日-26日)は105.42と前日の103.00から上昇、シグナル(9日)は106.88と前日の104.93から上昇、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス1.46と前日のマイナス1.93から上昇したものの、「売り」継続です。

 

米国株下落を受け、本日の日経平均は上値の重い展開となりそうです。想定レンジは23550円±200円程度です。なお、東証1部の売買代金は昨日まで8日連続で2兆円を割り込んでいます。多くの投資家が、米国の大統領選挙や、国内主力企業の4~9月決算を見極めたいと、様子見を決め込んでいるのでしょう。この傾向は本日も続きそうです。なお、米追加経済対策について、「ペロシ下院議長が21日午後の米メディアのインタビューで「合意の見込みが出てきた」と述べ、交渉進展に楽観を示した。メドウズ大統領補佐官も20日夕、週末までの合意に期待感を示していた。」と一部で報じられています。これは相場の下支え要因でしょう。

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