22日の海外動向と本日の相場見通し 輸出関連が買われ日経平均が押し上げられる

23日の大阪ナイトセッションの日経先物3月物は前日比120円高の23910円、高値は23日02時21分の23930円、安値は22日17時09分の23760円でした。米東部時間の昼頃に米上院が2月8日までのつなぎ予算の採決実施で合意したと報じられ、22日の米国株式市場では主要3指数が過去最高値を更新しました。NYダウは続伸し、前週末比142.88ドル高の26214.60ドルでした。NY原油先物相場は3日ぶりに反発、WTI期近の2月物は、前週末比0.25ドル高の1バレル63.62ドルでした。NY円相場は1ドル=110円85~95銭の5銭の円安・ドル高でした。

 

米株上昇を受け、主力の輸出関連が買われ日経平均が押し上げられる見通しです。想定レンジは23900円±150円程度です。ただし、外部環境を好感した買い一巡後は、本日23日までの日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとのムードが強まるでしょう。また、24000円オーバーでは、持ち合い解消売りや、年金のリバランス売りが出る公算のため、買い一巡後の上値は重そうです。その一方、売り叩く材料は見当たらないため、下値は下値で堅いでしょう。

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