24日の海外動向と本日の相場見通し 仮想通貨高で、ハイテク株中心にグロース株が買い直される

25日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比160円高の28500円、高値は25日03時41分の28540円、安値は24日17時36分の28330円でした。24日のNYダウは3日続伸、前週末比186.14ドル高の34393.98ドルでした。ナスダック総合株価指数は反発、同190.177ポイント高の13661.170ポイントでした。23日に大きく下落した仮想通貨のビットコインが反発し、また、長期金利も落ち着いていため、ハイテク株が買い直されました。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の7月物は前週末比2.47ドル高の1バレル66.05ドルでした。NY金先物相場は反発、6月物は前週末比7.8ドル高の1トロイオンス1884.5ドルでした。NY円相場は反発、前週末比20銭円高・ドル安の1ドル=108円70~80銭でした。

 

24日のVIX指数は前日比1.75(8.68%)安の18.40でした。また、VIX3Mは同1.26(5.36%)安の22.23で、VIX/VIX3Mレシオは同0.03(3.51%)安の0.83と、1を下回っているため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性は低下しています。Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、同0.13(0.09%)高の144.64でした。

 

24日の日本では、プット・コールレシオは0.43と前日の0.44から低下しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は88.42と前日の86.60から上昇しました。新高値銘柄数は94、新安値銘柄数は73でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は5月24日現在「下向き」から「水平」に転換しました。転換線は「下向き」を継続しました。転換線と基準線は「逆転」を継続しました。遅行スパンは26日前の日足を下回り続け、「逆転」を継続しました。また、「雲下抜け」を継続しました。また、先行スパンのクロスは、2021年5月31日です。先行スパン2は「水平」を継続しました。また、5月24日現在のMACD(12日-26日)はマイナス311.42、シグナル(9日)はマイナス315.83、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はプラス4.41と、「買い」転換しました。これは2021年5月11日に売り転換していました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。

 

米国株高、仮想通貨高を受け、本日の日経平均は続伸スタートする見通しです。ただし、28500円レベルでの累積出来高がそこそこ積み上がっているので、28500円オーバーでの売り圧力は強いでしょう。このため、下値は堅い一方で、上値も重そうです。想定レンジは28500円±300円程度です。徐々に下値不安が後退し、ボラティリティは低下してことでしょう。また、本日はハイテク株中心にグロース株が買い直されると考えています。

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