24日の海外動向と本日の相場見通し 米国株高を好感、投資マインドは「強気」維持

25日の大阪ナイトセッションの日経平均先物12月物は前日比210円高の26440円、高値は25日01時49分の26510円、安値は24日16時49分の26220円でした。24日のNYダウは続伸、前日比454.97ドル高の30046.24ドルと初めて3万ドルを上回って取引を終えました。S&P500種株価指数も同57.82ポイント高の3635.41ポイントと、1週間ぶりに過去最高値を更新しました。ナスダック総合株価指数は同156.151ポイント高の12036.785ポイントでした。トランプ米大統領が23日、バイデン前副大統領への政権移行業務を容認する姿勢を示したことや、財務長官にイエレンFRB前議長の起用が検討されているとの報道が、買い材料になりました。NY原油先物相場は続伸、WTI期近1月物は前日比1.85ドル高の1バレル44.91ドルでした。NY円相場は反発、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=104円40~50銭でした。

 

24日のVIX指数は前日比1.02(4.50%)安の21.64でした。また、VIX3Mは同0.59(2.32%)安の24.84で、VIX/VIX3Mレシオは同0.02(2.23%)安の0.87と、1を割り込んでいます。米国株式市場が落ち着きを取り戻しています。このため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性は大幅に低下しています。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比0.07(0.05%)安の134.19でした。

 

一方、24日の日本では、プット・コールレシオは0.59と前日の0.66から低下しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は108.44と前日の99.22から上昇しました。新高値銘柄数は148、新安値銘柄数は3でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は24日現在「水平」から「上向き」転換です。転換線は「上向き」継続です。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上に浮上したままで、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は、「水平」から「上向き」転換です。また、24日現在のMACD(12日-26日)は643.44と前日の613.42から上昇、シグナル(9日)は555.61と前日の515.23から上昇、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は87.84と前日の98.18から低下し、「買い」継続です。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。

 

米株が非常に強い動きとなっています。このため、投資家心理は引き続き「強気」が維持されていることでしょう。日経平均の想定レンジは26450円±300円程度です。ですが、買い一巡後はさらなる好材料が飛び出さないと、上値は利食い売りで重くなる見通しです。もちろん、下値では、厳しい状況に陥っていると観測される売り方からの買い戻しが入るでしょうから、そう簡単には下がらないとみています。

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