25日の海外動向と本日の相場見通し 様子見気分強い1日、日経平均は膠着

26日の大阪ナイトセッションの日経先物9月物は前日比60円安の23270円、高値は25日16時30分の始値23400円、安値は26日01時14分の23180円でした。25日のNYダウは4日ぶりに反落、前日比60.02ドル安の28248.44ドルでした。S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズが24日夕にダウ構成銘柄から除外すると発表したエクソンモービル、ファイザー、レイセオン・テクノロジーズがそろって下落した一方で、採用されることが決まったセールスフォース・ドットコム、アムジェン、ハネウェル・インターナショナルが大幅高しました。ナスダック総合株価指数は同86.75ポイント高の11466.47ポイントと4日続伸し、連日で過去最高値を更新しました。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の10月物は前日比0.73ドル高の1バレル43.35ドルでした。NY金先物相場は続落、12月物は前日比16.1ドル安の1トロイオンス1923.1ドルでした。NY円相場は続落、前日比40銭円安・ドル高の1ドル=106円35~45銭でした。

 

25日のVIX指数は前日比0.34(1.52%)安の22.03でした。また、VIX3Mは同0.19(0.68%)安の27.91で、VIX/VIX3Mレシオは同0.01(0.85%)安の0.79と、依然として1を下回っているので米株式相場は良好です。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)<オプション価格を基に計算しますが、目先の相場が上昇する確率を、下落する確率がどれだけ上回っているかを表す。目先の相場が大きく下落する確率が高まると、Skew指数は大きくなる。>は、前日比0.70(0.48%)安の146.53でした。

 

一方、25日の日本では、プット・コールレシオは4.35と前日の4.04から上昇しました。(なお、同レシオの7月9日から16日まで、また、7月22日以降の異常値(過去にない値)とも思える数値は、計算上は正しい数値だということです。プット・コールレシオの算出元の1つである国内個別株を対象とするeワラントの取引が停止となっていることや、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で市場のボラティリティが高まっていたことなどの要因から、プット・コールレシオは大きくブレやすいやすい状況となっていたということです。)新高値銘柄数は83、新安値銘柄数は1、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は101.11と前日の94.25からやや上昇しました。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は25日現在「水平」から「上向き」に転換しました。転換線は「上向き」継続です。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上に浮上しており、「好転」を継続です。また、引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、9月16日です。また、25日現在のMACD(12日-26日)は179.75と前日の160.01から上昇、シグナル(9日)は164.57と前日の151.10から上昇、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は15.18と前日の8.91からやや上昇し、「買い」継続です。

 

NYダウの下落はマイナス材料ですが、ナスダックの最高値更新、円安はプラス材料です。ただし、どれもこれも日経平均を大きく動かすことはなさそうです。結果、もみあいとなるでしょう。想定レンジは23300円±200円程度です。安倍晋三首相は28日に記者会見を開く調整に入ったと報じられています。また、27~28日にはジャクソンホール会議があります。これらの内容を見極めたいとの投資家は多そうです。このため、積極的な売買は手控えられるでしょう。

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