25日の海外動向と本日の相場見通し 米株高を好感、日経平均は29000円台を回復へ

26日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比290円高の28910円、高値は終値、安値は25日23時55分の28480円でした。25日のNYダウは3日ぶりに反発、前日比199.42ドル高の32619.48ドルでした。ナスダック総合株価指数も3日ぶりに反発、同15.790ポイント高の12977.680ポイントでした。バイデン米大統領は25日の就任後初の記者会見で、就任100日後までに新型コロナワクチンの2億回の接種を目指すと表明し、従来目標の1億回から倍増させました。これを受け、景気敏感株が買われました。NY原油先物相場は反落、WTI期近の5月物は前日比2.62ドル安の1バレル58.56ドルでした。NY金先物相場は反落、4月物は前日比8.1ドル安の1トロイオンス1725.1ドルでした。NY円相場は続落、前日比50銭円安・ドル高の1ドル=109円15~25銭でした。

 

25日のVIX指数は前日比1.39(6.56%)安の19.81でした。また、VIX3Mは同1.03(4.22%)安の23.37で、VIX/VIX3Mレシオは同0.02(2.44%)安の0.85と、1を下回っているため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性が大幅に低下しています。Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比2.84(1.98%)安の140.86でした。

 

25日の日本では、プット・コールレシオは0.63と前日の0.53から上昇しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は117.66と前日の111.09から上昇しました。新高値銘柄数は37、新安値銘柄数は2でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は25日現在「水平」から「下向き」に転換しました。転換線は「下向き」から「水平」に転換しました。転換線と基準線は「逆転」を継続です。遅行スパンは26日前の日足を下回り、「逆転」を継続しています。ですが、引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は「上向き」から「水平」に転換しました。また、25日現在のMACD(12日-26日)はマイナス34.78、シグナル(9日)は131.31、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス166.09と、「売り」を継続です。(売り転換は3月23日でした。)なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。

 

バイデン米大統領が25日、新型コロナウイルスのワクチン接種目標を倍増させることを表示したことで、本日の東京株式市場では、米国のワクチン接種加速を期待した買い優勢になりそうです。また、日経平均の3月18日終値は30216.75円でしたが、24日終値は28405.52円と、下落幅は1811.23円、下落率は5.99%に達しました。25日は324.36円高と5日ぶりに反発したこともあり、本日もリバウンド狙いの買いが入ることでしょう。さらに、売り一巡期待が高まるようなら、配当・権利取りの買いも見込めそうです。日経平均の想定レンジは29000円±300円程度です。

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