26日のマザーズの動向と各種テクニカル指標

5月26日の東証マザーズ指数は前日比15.10(1.33%)高の1148.58と、大幅に2日続伸しました。5日移動平均線(26日現在1124.56)は上回っています。しかし、25日移動平均線(同1157.78)、75日移動平均線(同1203.34)共に下回っています。出来高は5499万株、売買代金は1311億円でした。5月12日に、2021年3月9日の1113.58と、2020年12月22日の1125.60に挟まれた「中期的な下値サポートゾーン」を割り込んだことで、底割れとなり、調整が長期化するリスクが高まっていましたが、このゾーン上限の1125.60を5月21日に終値で上抜けたことで、調整一巡感が強まりました。よって、5月17日の1040.58が当面の底値となる見通しです。

 

日足ベースの一目均衡表では、5月26日現在基準線は「水平」を継続しました。転換線は「上向き」を継続しました。転換線と基準線との関係は「逆転」を継続しました。遅行スパンは「26日前の日足」を下回り、「逆転」を継続しました。また、遅行スパンは「雲下抜け」を継続しました。先行スパンのクロスは、2021年6月10日と2021年6月14日です。先行スパン2は「水平」を継続しました。また、5月26日現在のMACD(12日-26日)はマイナス23.47、シグナル(9日)はマイナス34.04、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はプラス10.56、「買い」継続です。買い転換は5月24日でした。そして、騰落レシオ(25日)は81.73、新高値銘柄は8、新安値銘柄は4でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。

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