28日の海外動向 米国株が強い動き、円高進行、大阪ナイトは22940円と堅調

29日の大阪ナイトセッションの日経先物9月物は前日比50円高の22940円、高値は28日17時25分の22970円、安値は28日16時33分の22750円でした。28日のNYダウは3日続伸、前日比161.60ドル高の28653.87ドルと、2月21日以来、6カ月ぶりに昨年末終値の28538.44ドルを上回りました。ナスダック総合株価指数は反発、同70.30ポイント高の11695.63ポイントと、過去最高値を更新しました。S&P500種株価指数は7日続伸、同23.46ポイント高の3508.01ポイントと過去最高値を更新しました。FRBは27日に開いた臨時のFOMCで金融政策の目標として「当面の間は2%を上回るインフレ率を目指す」政策へのシフトを決定しました。これが買い材料になりました。NY原油先物相場は続落、WTI期近の10月物は前日比0.07ドル安の1バレル42.97ドルでした。NY金先物相場は反発、12月物は前日比42.3ドル高の1トロイオンス1974.9ドルでした。NY円相場は大幅反発し、前日比1円20銭の円高・ドル安の1ドル=105円30~40銭でした。

 

28日のVIX指数は前日比1.51(6.17%)安の22.96でした。また、VIX3Mは同0.31(1.04%)安の29.62で、VIX/VIX3Mレシオは同0.04(5.19%)安の0.78と、依然として1を下回っているので米株式相場は良好です。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)<オプション価格を基に計算しますが、目先の相場が上昇する確率を、下落する確率がどれだけ上回っているかを表す。目先の相場が大きく下落する確率が高まると、Skew指数は大きくなる。>は、前日比0.33(0.45%)高の145.73でした。

 

一方、28日の日本では、プット・コールレシオは2.03と前日の2.97から低下しました。(なお、同レシオの7月9日から16日まで、また、7月22日以降の異常値(過去にない値)とも思える数値は、計算上は正しい数値だということです。プット・コールレシオの算出元の1つである国内個別株を対象とするeワラントの取引が停止となっていることや、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で市場のボラティリティが高まっていたことなどの要因から、プット・コールレシオは大きくブレやすいやすい状況となっていたということです。)新高値銘柄数は50、新安値銘柄数は7、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は91.99と前日の98.16からやや低下しました。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は28日現在「水平」を継続です。転換線は「水平」から「下向き」に転換しました。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも下に潜り込み、「逆転」しました。ですが、引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、9月16日です。また、28日現在のMACD(12日-26日)は166.97と前日の194.10から低下、シグナル(9日)は177.53と前日の178.02から低下、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス10.56と前日の16.09から低下し、「売り」転換しました。

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