28日の海外動向と本日の相場見通し 世界株安に一巡感、終日堅調な相場を期待

28日のシカゴ日経平均先物9月物は15555円大証比255円高でした。NYダウは3日ぶりに反発、前日比269.48ドル高の17409.72ドルでした。欧州株の上昇が好感され、買い戻しや自律反発狙いの買いが入りました。NY原油先物相場は3日ぶりに反発、WTI期近の8月物は前日比1.52ドル高の1バレル47.85ドルでした。NY円相場は3日ぶりに反落、前日比80銭円安・ドル高の1ドル=102円75~85銭でした。

 

欧米株、原油先物価格上昇に加え、円高一服を受け、本日の日経平均は続伸スタートが見込まれます。上値メドは日足ベースの一目均衡表の転換線(28日現在15626.59円)、一方、下値メドは昨日高値15443.82円です。世界株安に一巡感が出ており、終日堅調な相場が期待されます。ただし、前述の転換線から上では、ヤレヤレ売りが待ち構えている可能性が高く、売り買いが交錯するとみています。下値に関しては、東京外国為替市場で1ドル=101円台突入を意識させるような円高方向に振れない限り、相当堅い状況が続く見通しです。

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