28日の海外動向と本日の相場見通し 米株反発を好感も、日経平均の上値は重い

29日の大阪ナイトセッション日経平均先物3月物は前日比170円高の23330円、高値は290219分の23350円、安値は282018分の23000円でした。28日のNYダウは6日ぶりに反発、前日比187.05ドル高の28722.85ドルでした。前日に453.93ドル安と大幅安となったため、自律反発狙いの買いが入りました。ナスダック総合株価指数は反発、同130.371ポイント高の9269.681ポイントでした。NY原油先物相場は反発、WTI期近の3月物は前日比0.34ドル高の1バレル53.48ドルでした。NY円相場は1ドル=1091020銭、25銭円安・ドル高でした。

 

米国が中国本土への渡航の警戒レベルを引き上げ、香港が中国旅行者の受け入れを停止しました。このような各国の新型肺炎の感染拡大を防ぐ取り組みにより、封じ込めが期待できるとの期待が芽生えました。これが買い材料になり、前日の米国株に続き、本日の日経平均も反発する見通しです。想定レンジは23350円±300円程度です。なお、そうはいっても、新型肺炎の感染拡大に収束の兆しはないため、上値は重そうです。

 

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