29日の海外動向と本日の相場見通し 米株反発を好感、日経平均も反発へ

30日の大阪ナイトセッション日経平均先物9月物は前日比290円高の22340円、高値は29日23時38分の22370円、安値は29日17時12分の22040円でした。29日のNYダウは反発、前週末比580.25ドル高の25595.80ドルでした。ナスダック総合株価指数は反発、同116.93ポイント高の9874.15ポイントでした。運航停止中の主力小型機「737MAX」の試験飛行が今週から開始される見通しとなったことで、ボーイングが買われダウを押し上げました。また、5月の仮契約住宅販売指数は前月比44.3%上昇と市場予想の15%上昇を大幅に上回りました。これも買い材料になりました。NY原油先物相場は反発、WTI期近の8月物は前週末比1.21ドル高の1バレル39.70ドルでした。NY円相場は下落、前週末比40銭円安・ドル高の1ドル=107円55~65銭でした。

 

29日のVIX指数は前日比2.95(8.49%)安の31.78でした。また、VIX3Mは同1.89(5.28%)高の33.91で、VIX/VIX3Mレシオは同0.03(3.39%)安の0.94と、依然として1を下回っているので米株式相場は良好です。一方、29日の日本では、プット・コールレシオは0.73と前日の1.02から低下し、若干下値不安が後退した状態で取引を終えています。新高値銘柄数は74、新安値銘柄数は10、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は97.02と、前日の107.58%からやや低下し、過熱とされる120%を下回っており、過熱感が和らいでいます。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線が29日現在「上向き」です。また、転換線も「上向き」です。遅行スパンは26日前よりも上に位置し、雲の上で推移しており、良好な状態です。また、先行スパンのクロスは現在は確認できませんが、直近では6月18日にクロスしたばかりでした。

 

29日の米国株が反発したことで、本日の日経平均も反発するでしょう。想定レンジは22300円±300円程度です。注目ポイントは終値で25日移動平均線(29日現在22356.36円)を上回れるか否かです。昨日に続き連日で同線を終値で下回るようだと、上値の重さが強く意識され、今後、調整色が強まりかねないため注意が必要です。

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