30日の海外動向と本日の相場見通し 指数膠着、投機マネーは小型株へは継続

30日のシカゴ日経平均先物6月物は16985円大証比45円高でした。安値は16850円、高値は17100円です。NYダウは4日続伸、前日比83.55ドル高の17716.66ドルと、昨年12月29日以来ほぼ3カ月ぶりの高値でした。イエレンFRB議長が29日の講演で利上げについて「慎重に進めるのが適切」などと述べたことで、緩和的な米金融政策が長引くとの思惑から買いが入りました。NY原油先物相場は小反発、WTI期近の5月物は前日比0.04ドル高の1バレル38.32ドルでした。週間の石油在庫統計でガソリンやヒーティングオイルの在庫が減ったことが買い材料になりました。NY円相場は続伸し、前日比25銭円高・ドル安の1ドル=112円40~50銭でした。

 

米株上昇、原油先物高という好材料と、1ドル=112円台の円高という悪材料の綱引きの中、若干、好材料が勝るのかというのが、本日のイメージです。想定レンジはシカゴ先物のレンジ16850円~17100円程度です。ところで、昨日のジャスダック市場の売買代金は概算で1457億円と、2014年12月8日以来、約1年4カ月ぶりの高水準に膨らみました。また、29日には、東証マザーズ指数は2015年7月22日以来、約8カ月ぶりに1000ポイント台を回復し、30日も大台を維持しています。本日も、日経平均が17000円アラウンドで膠着する一方、投機マネー流入継続を背景に、新興市場を中心に小型株が賑わう展開が予想されます。

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