30日の海外動向と本日の相場見通し ＮＹダウ反発も、日経平均の上値は重そう
31日の大阪ナイトセッションの日経先物６月物は前日比20円高の20950円、高値は30日22時55分の20990円、安値は31日04時07分の20850円でした。30日のＮＹダは３日ぶりに反発、前日比43.47ドル高の25169.88ドルでした。ナスダック総合株価指数は同20.406ポイント高の7567.716ポイントでした。ＮＹ原油先物相場は続落、ＷＴＩ期近の７月物は前日比2.22ドル安の１バレル56.59ドルでした。ＮＹ円相場は３日続落、前日比５銭円安・ドル高の１ドル＝109円60～70銭でした。
米中貿易戦争激化による世界経済や企業業績の減速懸念が強まっています。これでは多くの投資家はリスク資産の株式を買い手控えるでしょう。このため、日経平均の上値は重そうです。想定レンジは20950円±150円程度です。特に、米国によるファーウェイの輸出禁止措置を受けて、半導体や電子部品などハイテク株の業績下押しが懸念されていますので、このセクターへの売り圧力は強い状況が継続しそうです。
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