4日の海外動向と本日の相場見通し 売り方の買いで終日堅調推移が見込まれます

5日の大阪ナイトセッションの日経先物3月物は前日比200円高の23610円、高値は5日00時42分の23670円、安値は4日16時31分の23420円でした。4日の米株式市場では、12月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数が前月比25万人増え、市場予想の約24万人増以上に伸びたことが好感され、主要3指数が過去最高を更新しました。NYダウは3日続伸、前日比152.45ドル高の25075.13ドルと、2万5000ドルを初めて上回りました。ナスダック総合株価指数は同12.384ポイント高の7077.915ポイントと、3日連続で過去最高値を更新しました。IT関連株が相場を押し上げました。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の2月物は前日比0.38ドル高の1バレル62.01ドルでした。NY円相場は続落、前日比25銭円安・ドル高の1ドル=112円70~80銭でした。

 

米国株高を受け、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。想定レンジは23600円±150円程度です。大発会の日経平均が741.39円高となった反動はあるでしょう。しかし、追い詰められているのは、先物やコールを売っている投資家のため、デルタヘッジの買いが終日入りそうです。また、年初から出遅れた投資家も多そうです。彼らの押し目買いも終日見込めます。この楽観ムードを暗転させるには、何らかの想定外の悪材料の出現が必要でしょう。

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