5日の海外動向と本日の相場見通し 雇用統計発表を控えた3連休前の金曜日、様子見ムードが終日強い状況

6日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比70円安の19430円、高値は5日19時57分の19550円、安値は6日01時42分の19360円でした。5日のNYダウは3日ぶりに反落、前日比42.87ドル安の19899.29ドルでした。業績見通しを下方修正したメーシーズやコールズなど百貨店の株価が急落したことで投資家心理が悪化したことに加え、米長期金利が2.4%を下回る水準まで低下し、利ざや改善期待が後退したことで、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融株に売りが出て、ダウを押し下げました。また、昨年12月のADP全米雇用リポートでは非農業部門の雇用者数が前月比15万3000人増と、市場予想の16万8000人増を下回ったことも嫌気されました。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の2月物は前日比0.50ドル高の1バレル53.76ドルでした。NY円相場は大幅続伸、前日比1円90銭円高・ドル安の1ドル=115円30~40銭でした。一時115円21銭と昨年12月14日日以来ほぼ3週間ぶりの円高・ドル安水準を付けました。冴えない米経済指標を受けて米長期金利が低下したことが主因です。

 

NYダウの下落、急激な円高に加え、本日は米雇用統計発表を控えた3連休前の金曜日です。様子見ムードが終日強い状況が見込まれます。日経平均の想定レンジは19400円±150円程度です。円高で主力の輸出関連株が売られ、日経平均の足を引っ張る一方、ここ最近強い値動きをした銘柄群にも、利益確定売り圧力が強まりそうです。朝方の外部環境悪化を嫌気した売り一巡後、戻りが鈍いようなら、大引けにかけて、幅広い銘柄に、3連休前の買い方のポジション調整の動きが加速する展開を警戒しています。

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