6日の海外動向と本日の相場見通し 円安・原油高はプラスだが、雇用統計・4連騰・3連休前で上値は重い

7日の大阪ナイトセッションの日経平均先物12月物は前日比30円高の16930円、高値は7日00時51分の16950円、安値は6日19時07分の16830円でした。6日のNYダウは反落し、前日比12.53ドル安の18268.50ドルでした。19年1月期通期までの1株利益見通しが市場予想を大きく下回ったウォルマート・ストアーズと、証券会社による投資判断の引き下げが伝わったアメリカン・エキスプレスの2銘柄で、ダウを31.54ドル押し下げました。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の11月物は前日比0.61ドル高の1バレル50.44ドルでした。大型ハリケーン「マシュー」の影響でメキシコ湾に集まる石油施設の操業が停止する可能性も意識されたことや、OPEC加盟国と非加盟国が8~13日にトルコのイスタンブールで、前月にOPECが合意した減産の枠組みについて話し合う見通しとの前日の報道が買い材料になりました。NY円相場は1ドル=103円90銭~104円00銭の45銭円安・ドル高でした。

 

NYダウは反落しましたが、円相場が1ドル=104円台の円安に振れている上、原油先物相場も堅調です。このため、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。ただし、9月の米雇用統計発表を控えた、3連休前の金曜日ということで、積極的な売買は手控えられ、また、日経平均は昨日まで4連騰しているため、買い方のポジション調整の売りも出る公算です。よって、商いはそれほど盛り上がらず、且つ、上値は重そうです。想定レンジは25日移動平均線(6日現在16747.23円)~25日移動平均ベースのボリンジャーバンドプラス2σ(同17125.63円)です。物色面では、円安で輸出関連が、原油先物高で資源関連が買われそうです。また、自民党の茂木政務調査会長の「カジノ法案審議入りに公明の理解得たい」とのコメントが伝わり、関連銘柄が人気化する可能性があります。ただし、審議入りに慎重な姿勢を示している公明党を説得できるかは、現時点では不透明のため、カジノ銘柄物色がヒートアップするのは厳しそうです。

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