8日の海外動向と本日の相場見通し 米株安を受け、日経平均は200日移動平均線の攻防へ

9日の大阪ナイトセッションの日経先物3月物は前日比650円安の21290円、高値は8日17時45分の21990円、安値は9日02時56分の21130円でした。8日のNYは大幅に続落、前日比1032.89ドル安の23860.46ドルでした。過去最大の下げ幅となった5日に次ぐ過去2番目の下げ幅でした。10年物国債利回りが一時2.88%まで上昇したことが嫌気されました。VIX指数は33.46と前日比5.73(20.66%)上昇しました。NY原油先物相場は5日続落、WTI期近の3月物は前日比0.64ドル安の1バレル61.15ドルでした。NY円相場は続伸、前日比60銭円高・ドル安の1ドル=108円70~80銭でした。

 

米株安、円高を受け、本日の日経平均は3日ぶりに大幅安になりそうです。想定レンジは21100円±300円程度です。200日移動平均線(8日現在20988.36円)の攻防が意識されそうです。3連休を前に、信用買い方の追証絡みの売りや、先物ロング、プット・オプションショートのポジションを保有する投資家のデルタヘッジの先物売り、裁定解消売りが出ることが予想されます。

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