個別銘柄情報(2/28分)

ユニチャーム(8113)、野村は目標株価を引き上げ
2525円 25円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の2730円から2900円に引き上げた。日本の大人用おむつ、中国のフェミニン関連製品、インドやベトナムのベビー用などは順調に売上が拡大しており、今後も利益成長を牽引すると見たという。大人用やアジア新興国向けのベビー用製品で中期的な業績拡大が続くとの見方に変更はないそうだ。17.12期の営業利益は前期比10%増の872億円と予想したという。

ライオン(4912)、野村は目標株価を引き上げ
1940円 2円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の1730円から1910円に引き上げた。17.12期の営業利益を前期比12%増の275億円(会社計画270億円)と予想したという。国内では強みを持つオーラル関連製品を中心に販売量の増加や製品構成の改善が続くと予想するが、前期とは逆に原材料価格が上昇に転じると見られ、増益率は鈍化すると考えたそうだ。現中期計画V-2計画(15.12期~17.12期)で重点分野に定めたオーラルケア、OTC医薬品、超コンパクト洗剤で施策の成果が顕れ、営業利益の目標200億円は1年前倒しで達成。17.12期は翌年度から始まる次期中期計画の成長目標に向けて、生産や販売体制を強化すると見られるそうだ。

NOK(7240)、野村は投資判断を引き下げ
2564円 32円安
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Buy」から「Neutral」に引き下げ、目標株価は同2400円から2700円に引き上げた。国内自動車生産台数増を背景にシールの業績が堅調に推移すると見込まれるほか、スマホ向けFPC需要の拡大で電子機器部品の業績改善も予想されるという。一方、電子機器部品では新製品立上げ時の費用増リスクも考慮する必要がある点、業績改善を見込んでもPERから見た割安感はない点を考えたそうだ。

ユニプレス(5949)、野村は投資判断を引き下げ
2406円 118円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の2500円から2900円に引き上げた。中国やメキシコの利益が伸びなくとも、国内生産台数が高水準で推移すると予想される中、日本の営業利益拡大が全社利益を牽引すると考えたという。生産性の高い日本での高稼働は利益増につながり易く、その点は株価に織り込まれていないと野村では見ているそうだ。日本の貢献により18.3期の営業利益を前期比10%増益と予想したという。

東建物(8804)、CSは目標株価を引き上げ
1585円 3円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価「OUTPERFORM」を継続し、目標株価を従来の1900円から2100円に引き上げた。今後、株価が織り込む要因は、(1)厳選投資によるマンションの利益寄与、(2)オフィスビルの賃料上昇、(3)サービス付き高齢者向け住宅、レジーナリゾート(愛犬と宿泊できるホテル)、駐車所事業での利益寄与、と考えたという。株価の上昇には、ROEの改善と高品質物件の投資が必要であり、今後はそれが実現すると見たそうだ。

アコム(8572)、CSは目標株価を引き下げ
470円 13円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の525円から510円に引き下げた。銀行の消費者ローンの高い伸びへの批判から自主規制が導入され、それを保証する同社などノンバンクの保証事業の伸びが鈍化するリスクが顕在化してきたという。一方、申し込みが銀行からノンバンクに流れて新規顧客増加につながる可能性はあるが、当面の保証事業の鈍化と、利息返還費用を反映し、業績予想を下方修正したそうだ。

高砂熱(1969)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
1675円 42円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価「1」を継続し、目標株価を従来の1750円から1860円に引き上げた。営業利益予想について、従来予想に対し17/3期及び18/3期は10億円ずつ、19/3期は5億円増額したという。受注高及び売上高に関し、国内産業空調が低調であることから減額した一方、売上総利益率について良好な推移を踏まえて想定を引き上げたそうだ。また、DOE2%の方針を踏まえ、18/3期以降の配当予想を増額したという。

大気社(1979)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
2870円 6円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価は「2」に据え置いたが、目標株価を従来の2850円から2970円に引き上げた。SMBC日興営業利益予想について、従来予想に対し17/3期は10億円減額し、18/3期及び19/3期は据え置いたという。17/3期は塗装システム事業の不採算案件の影響が長引いており、国内の工事採算向上では補えないとみたそうだ。17/3期営業利益は100億円と、同社計画111億円を下回ると予想。また、為替前提を、1ドル=110円から115円へ見直したが、これによる18/3期以降の利益影響は軽微と想定したという。

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