個別銘柄情報(3/13分)

日機装(6376)、MUMSSはレーティングを引き下げ
125円 12円安
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Neutral」から「Underweight」に引き下げ、目標株価は同950円から1000円に引き上げた。レーティングを引き下げる背景は、直近半年間での株価上昇によって、IFRS適用効果や、前期の一過性要因を含む発生費用の解消等は、株価に織り込まれたと推測するためだという。今期の営業利益計画60億円(日本基準)は、前年比11億円増であるが、上述の費用解消を考えると、実態面ではほぼ前期並みの計画と推測したそうだ。MUMSSでは、国内透析装置販売台数を同社計画比強めに想定し、営業利益は同社計画を若干上回る62億円と予想したという。

スズキ(7269)、GSは投資判断を引き下げ
4787円 26円高
ゴールドマン・サックス証券は、同社の投資判断を従来の「買い(コンビクション)」から「買い」に引き下げ、目標株価は同4900円から5100円に引き上げた。「買い」を継続も上値余地縮小(7%)によりコンビクション・リストからは削除したという。一方、好調なインド小売/出荷と直近の対円のルピー高を加味し、GS18/3-19/3期営業利益予想を+6%/+7%増額修正したそうだ。

富士重(7270)、GSは投資判断を引き上げ
4453円 38円高
ゴールドマン・サックス証券は、同社の投資判断を従来の「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価5100円は据え置いた。米トランプ政権の税制改革を控え、米国利益依存度が高い富士重工株は年初来でセクターを11%アンダーパフォームしているが、買いの好機と考えたという。同社の米国現地化比率は低く、仕向地課税や関税の影響を受け易いイメージはあるが、同社の高い収益性から米税制改革の相対的なデメリットは軽微とみたそうだ。加えて、業界一高い稼働率、業界一低い在庫水準を加味すれば値上げの浸透が進みやすいと考えたという。

日立国際(6756)、CSは投資評価を引き下げ
2564円 73円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価を従来の「Outperform」から「NEUTRAL」に引き下げ、目標株価は同1980円から2560円に引き上げた。映像通信の不振、SPE大口受注の影響による収益性が抑えられている点などを考慮して、17/3期-19/3期業績予想を下方修正したという。同社の直近のアジア市場調査で確認した中国スマホ生産リスク、それにより想定される半導体在庫調整リスク、SPE発注ピークアウト、DRAM市況の変調、を考えると短期的には株価調整リスクがあると考えたそうだ。

東エレク(8035)、CSは投資評価を引き下げ
11750円 160円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価を従来の「Outperform」から「NEUTRAL」に引き下げ、目標株価は同10200円から10500円に引き上げた。16年10-12月期の過去最高SPE受注高や17年も平均2000億円前後の四半期SPE受注高予想を前提に、18/3期営業利益は2000億円と過去最高更新を予想したという。事業環境も17年前半はサムスン電子の新工場を筆頭に3D NAND投資が活況であるが、TSMC10nmプロセス量産投資ピークアウト、7nmプロセス量産ライン新規投資待ち(具体的商談はいまだなし)、など17年前半の同社受注をさらに押し上げる材料に乏しいそうだ。中国スマホ在庫調整をきっかけとした半導体調整があれば、同社株価調整も避けられず、当面上値は重いと予想したという。

ソニー(6758)、CSは目標株価を引き上げ
3659円 2円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価「Outperform」を継続し、目標株価を従来の3900円から4300円に引き上げた。18/3期は一時費用減に加え、CIS(CMOSイメージセンサ)の好調、ゲームのネットワーク売上拡大により、利益拡大を見込んでいるという。営業利益予想は3Qで発生した映画分野の営業権減損を反映し17/3期を引き下げたが、18/3期、19/3期は半導体を中心にやや増額したそうだ。

リクルート(6098)、MUMSSは目標株価を引き上げ
5840円 170円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティング「Overweight」を継続し、目標株価を従来の5270円から8220円に引き上げた。(1)今後5期間(17/3期~21/3期)のEBITDA年平均成長率を21.2%と予想、同社が海外展開を行う求人サイトindeedを中心にグローバル・マッチング・プラットフォーマーとして、新たな収益増勢局面に入る点、(2)AIなどのテクノロジーを活用して長期的に様々な社会問題を解決しながら新しい価値を創造する力と持続的成長力、以上2点が評価ポイントだそうだ。

TBSHD(9401)、野村は目標株価を引き上げ
2088円 1円高
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の1750円から1960円に引き上げた。18.3期の営業利益予想を189億円→206億円へ上方修正したという。全日帯(06:00~24:00)を中心に視聴率が堅調であるため、放送収入を1741億円→1748億円へ見直したそうだ。また、主要不動産物件もテナントが定着し、賃料収入も高位安定していることから、保守的だった野村の不動産事業の営業利益予想を70億円→75億円へ上方修正したという。

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