個別銘柄情報(4/20分)

ロート(4527)、野村は目標株価を引き上げ
1939円 40円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の2200円から2700円に引き上げた。18.3期は中国EC向け商品投入、医薬品研究開発から生まれた新商品の拡販が進むと見て、野村予想を同3%増収、同9%営業増益へ上方修正したという。医薬品開発力を生かした新商品が、新成長源となると見たそうだ。排卵日検査薬のOTC化(ドゥーテストLHa)は利用者が医師に係る手間を省きセルフケアのメリットを訴求しやすいという。同社が開発したカラーコンタクトレンズ(ワンデーエマーブル)は、安全性を心配して取扱わなかったドラッグストアの新商材となり、利用者へ浸透すると見たそうだ。

イノテック(9880)、野村は目標株価を引き下げ
594円 9円高
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の696円から649円に引き下げた。同社の収益源は半導体用テスタであり、国内メモリメーカーへの売上依存度が高いという。当該顧客は今後大型投資を敢行する見通しではあるが、テスタ発注の本格化は、顧客の経営問題などによって遅れている見込みだそうだ。当該経営問題の長期化の可能性を考慮し、野村の18.3期以降の業績予想を下方修正したそうだ。

京セラ(6971)、CSは目標株価を引き上げ
5918円 4円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「NEUTRAL」に据え置いたが、目標株価を従来の5200円から6400円に引き上げた。CS営業利益予想を、17年3月期862億円から949億円、18年3月期929億円から1150億円、19年3月期995億円から1252億円へと増額修正したという。主な変更点では3Q決算での不採算事業の収益性改善(ディスプレイ事業の黒字化、通信事業の構造改革効果)に加え、半導体部品のセラミックパッケージの光向けを中心とした収益性改善を織り込んだそうだ。

キヤノン(7751)、CSは目標株価を引き上げ
3483円 90円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「NEUTRAL」に据え置いたが、目標株価を従来の3000円から3300円に引き上げた。新規事業の収益貢献が拡大してきたが、主力のオフィス機器、DSCは停滞が続くと予想、全社での利益成長加速が見えるまでは、バリュエーションの切り上がりは見込み難いと考えているという。営業利益予想は17/12期2665億円(従来2493億円)、18/12期2841億円(同2536億円)、19/12期2892億円(今回より追加)。為替は1ドル=110円、1ユーロ=120円(従来103円、114円)。17/12月期1Q営業利益は458億円(YoY14%増)を予想したそうだ。

アルパイン(6816)、CSは目標株価を引き上げ
1526円 30円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「NEUTRAL」に据え置いたが、目標株価を同1500円から1600円に引き上げた。CS営業利益予想を、17/3期53億円(従来32億円、会社計画46億円)、18/3期66億円(従来60億円)、19/3期92億円(同89億円)。為替前提は1ドル=110円、1ユーロ=120円(従来108円、116円)に修正したという。増額修正の主要因は、3Q決算で開発費回収があったことによる研究開発費の減額(仕様変更など顧客側の理由で開発費用が多くかかった分の回収、18.6億円)だそうだ。

スルガ銀(8358)、CSは目標株価を引き下げ
2275円 4円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「NEUTRAL」に据え置いたが、目標株価を同2800円から2500円に引き下げた。フリーローンの成長率鈍化見通しによる資金利益増加スピード減速を反映し、業績予想を下方修正したという。2Q/16に増加した与信関係費用は3Q/16には回復し、貸出金の質は維持されているが、業績を支えるほどの戻入益は期待できないと考えているそうだ。

イーレックス(9517)、MUMSSは目標株価を引き上げ
1246円 28円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティング「Buy」を再強調し、目標株価を従来の1453円から1760円に引き上げた。昨年4月からサービスを開始した低圧部門は2月20日時点で約43000施設に供給し、申込件数は3月9日で5万件を突破、会社側の17/3期末顧客数目標53000件に対し概ね順調とMUMSSでは評価しているという。MUMSSでは、低圧部門の順調な展開を考慮し業績予想を上方修正したそうだ。足元株価は2月の高値1400円(株式分割調整後)を下回って推移しているが、堅調な業績進捗に伴い高値を更新すると予想しているという。

島忠(8184)、MUMSSは目標株価を引き下げ
2453円 16円安
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングは「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の2750円から2500円に引き下げた。MUMSS営業利益予想を17/8期82億円(前年比20.0%減、前回MUMSS予想比9.9%減)、18/8期89億円(同8.5%増、6.3%減)に下方修正したという。同社では下期以降、ホームファッション用品の拡充やコーディネート提案強化など販売力アップに力を入れる予定。MUMSSでは、こうした施策の効果が18/8期には出てくるとみるものの、同社の事業環境は一段と厳しさを増しており業績は緩やかな改善にとどまるとみているそうだ。

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