17日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は軟調推移が見込まれます

18日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比20円安の18710円、高値は17日21時58分の18860円、安値は17日20時31分の18650円でした。3連休明け17日のNYダウは3日続落、前週末比べ58.96ドル安の19826.77ドルでした。トランプ次期米政権の通商政策が「貿易戦争」につながりかねないとの警戒感が強まり、売りが優勢でした。トランプ次期大統領がウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで、中国の人民元相場に絡んで米ドルが「高すぎる」と発言しました。また、共和党が検討している、輸出を免税とする一方で、輸入への課税を強化する国境調整税についても「複雑すぎる」と批判しました。NY原油先物相場は反発、WTI期近の2月物は前週末比0.11ドル高の1バレル52.48ドルでした。NY円相場は6日続伸、前週末比1円90銭の円高・ドル安の1ドル=112円55~65銭でした。

 

NYダウの下落、外国為替市場の急激な円高を受け、本日の日経平均は軟調推移が見込まれます。想定レンジは前日終値18813.53円±150円です。1ドル=112円台の円高で主力の輸出関連中心に売り圧力が強い状況が終日続きそうです。また、20日にトランプ氏の大統領就任式を控えていることもあり、買い手控え気分が強い状況が続くでしょう。なお、英国のメイ首相は17日夜の演説で、EU単一市場から完全に撤退すると表明した一方で、「EUから離脱するが、欧州を去るわけではない」と強調して欧州に融和的な姿勢を示したことで、ポンドが大幅に反発しました。これで「ハードブレグジット(強硬離脱)」リスクを市場は織り込んだとみてよいでしょう。

カブ知恵厳選おすすめ投資顧問

カブ知恵スタッフが実際に登録し、情報提供を受けている投資顧問をピックアップ!短期取り組みに強い投資顧問、材料株に強い投資顧問、人気テーマをいち早く配信する投資顧問、ファンドなど機関の取り組み状況を配信する投資顧問、狙い目IPO銘柄を教えてくれる投資顧問、それぞれに特徴やメリットがあります。基本的な情報配信はメルマガ登録だけの無料で受け取ることができますので試してみるといいでしょう。おすすめです。

コメントを残す

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ