16日の日経平均は先週末比203.22円安の19,393.69円

16日の日経平均は先週末比203.22円安の19,393.69円、高値は19,451.09円、安値は19,252.04円。東証1部の出来高は17億8750万株、売買代金は2兆357億円、値上がり銘柄数は417銘柄、値下がり銘柄数は1380銘柄、変わらずは116銘柄。日経平均は大幅続落。

前場の日経平均は2営業日続落。前週末の米国株が10月の米小売売上高が市場予想を下回ったことで下落したほか、パリ同時多発テロを受けて地政学的リスクに対する警戒感から大幅続落でのスタート。下げ幅は一時前週末比340円超えたがその後は押し目買いも入り下げ幅を縮小している。また、本日寄り付き前に発表された7~9月期GDPが市場予想を下振れしたもののある程度織り込み済みとの見方が強く、今後の補正予算の規模拡大などへの期待感が下支えとなっているようだ。

後場の日経平均は本日高値圏でのもみ合い。前場の売り一巡後の買いも後場は続かなかった。フランス同時多発テロを受けた今晩の欧米市場の動きを見極めたいとの動きから後場は手控えムードに。日経平均19,400円を挟み値幅は67円と小幅な値動きに終始した。

東証33業種では、石油石炭製品、鉱業、情報・通信業、精密機器、海運業が値上がした。一方、空運業、その他製品、保険業、輸送用機器、電気機器品などが値下がりした。個別では、東証1部の値上が率トップはエスケイジャパン(7608)、2位はアイスタイル(3660)、3位オープンハウス(3288)。一方、値下がり率トップはブイキューブ(3681)、2位はアジアパイルホールディングス(5288)、3位は関東電化工業(4047)。

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