22日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は底堅さも、様子見気分は強い

23日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比20円高の19690円、高値は終値、安値は22日16時41分の19620円でした。22日のNYダウは3日続伸、前週末比89.99ドル高の20894.83ドルでした。トランプ米大統領が20日、就任後初の外遊で訪問したサウジアラビアに対し、1100億ドルの兵器を売却することで合意したことで、ボーイングやロッキード・マーチンなどの防衛関連株が買われました。NY原油先物相場は4日続伸、WTI期近の6月物は、前週末比0.40ドル高の1バレル50.73ドルでした。NY円相場は反落、前週末比5銭円安・ドル高の1ドル=111円25~35銭でした。

 

米国株及び原油先物相場が堅調で、円相場が1ドル=111円台で円高が一服しているため、本日の日経平均は底堅い動きが見込めそうです。ですが、トランプ米政権とロシアとの不透明な関係を巡る「ロシアゲート」への警戒感が燻る上、5月2~3日開催分のFOMC議事要旨公表を24日に控えているため、様子見ムードの強い1日になりそうです。

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