11日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は反発も上値は重そう
12日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比270円高の21400円、高値は12日00時07分の21530円、安値は11日17時09分の21150円でした。11日のＮＹダウは反落、前日比53.02ドル安の24370.24ドルでした。メキシコとの国境の壁建設を巡って米予算編成に関して、トランプ大統領と野党民主党幹部の対立も伝わったことが嫌気されました。一方、ナスダック総合株価指数は続伸、前日比11.311ポイント高の7031.831ポイントでした。ＮＹ原油先物相場は反発、ＷＴＩ期近の2019年１月物は前日比0.65ドル高の１バレル51.65ドルでした。ＮＹ円相場は１ドル＝113円35～45銭、10銭円安・ドル高でした。
本日の日経平均は反発する見通しです。昨日、21000円台前半での底堅さが確認できたことや、ナスダック高が追い風になるでしょう。想定レンジは21350円±200円程度です。ただ、11日、カナダの元外交官が中国で拘束されたとの報道もあり、上値は重そうです。米中貿易摩擦が収まる雰囲気が出てくるまでは相場が上昇基調に戻ることはないでしょう。
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