27日の海外動向と本日の相場見通し NYダウの切り返しを好感、日経平均は堅調推移

28日の大阪ナイトセッションの日経先物3月物は前日比200円安の19820円、高値は271700分の19960円、安値は280351分の19500円でした。27日のNYダウは続伸、前日比260.37ドル高の23138.82ドルでした。一時611.03ドル安まで下落した後、取引終了にかけて上げに転じました。ナスダック総合株価指数は続伸、同25.137ポイント高の6579.492ポイントでした。NY原油先物相場は反落、WTI期近の2019年2月物は前日比1.61ドル安の1バレル44.61ドルでした。NY円相場は1ドル=11090銭~11100銭、40銭円高・ドル安でした。

 

NYダウが安値から871.4ドル戻したことから、平成最後の大納会の日経平均は堅調推移が見込まれます。想定レンジは20000円±200円程度です。個人中心に戻り売りは出るでしょうが、年金を中心にした買いや、売り方のデルタヘッジの先物買いも入るでしょう。正直、多くの個人が26日までの下げで投資元本を大きく毀損し、とりわけ、信用個人は致命的なダメージを被ったと観測されます。このため、機関投資家の関与率が低く、個人投資家の関与率の高い銘柄群は売り圧力の強い状況が継続する見通しです。

 

本年中はひとかたならぬご愛顧にあずかり、誠にありがとうございました。

師走の時節柄、ご多忙のことと存じますが、くれぐれもご自愛の上、晴れやかな新年をお迎えになられますよう、心よりお祈り申し上げます。

また、来年もなにとぞ変わらぬご厚誼のほどよろしくお願い申し上げます。

 

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