11日の海外動向と本日の相場見通し 米株反発、日経平均も続伸へ

12日の大阪ナイトセッションの日経先物6月物は前日比220円高の21150円、高値は終値、安値は111816分の20890円でした。11日のNYダウは6日ぶりに反発、前週末比200.64ドル高の25650.88ドルでした。ナスダック総合株価指数は、同149.922ポイント高の7558.064ポイントでした。パウエルFRB議長が10日夜の米テレビ番組で、政策金利は「ほぼ中立水準にある」、利上げを「急ぐ必要はない」と述べたことが好感されました。また、1月の米小売売上高が前月比0.2%増と市場予想の「横ばい」を上回ったことも買い材料になりました。なお、10日にエチオピア航空のボーイング737MAX機が墜落したことで、ボーイングが売られ、1銘柄でダウを152.76ドル押し下げました。一方、ボーイング以外の29銘柄は全面高でした。NY原油先物相場は反発、WTI期近の4月物は前週末比0.72ドル高の1バレル56.79ドルでした。NY円相場は1ドル=1111525銭、前週末から横ばいでした。

 

NYダウが6日ぶりに反発したことで、本日の日経平均は続伸する見通しです。想定レンジは21300円±200円程度です。基本的に3月のSQ値21348.40円の攻防となるでしょう。なお、中国汽車工業協会は11日、1~2月の新車販売台数が前年同期比14.9%減の3852000台だったと発表しました。また、日本工作機械工業会が11日発表した2月の工作機械受注額(速報値)は前年同月比29.3%減の1097億円でした。受注総額が前年を割り込むのは5カ月連続のことです。米中貿易摩擦の拡大や中国景気の減速の影響が色濃く出ています。これは今後の中国関連、我が国景気敏感株の上値抑制要因となるでしょう。

 

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