25日の海外動向と本日の相場見通し 東京ロックダウンリスクを意識、日本株は売り優勢
25日のＮＹダウは続伸、前日比495.64ドル高の21200.55ドルでした。トランプ米政権と与野党の議会指導部が新型コロナ対策として２兆ドル規模の経済対策で合意しました。これが好感されました。一方、ナスダック総合株価指数は反落、同33.56ポイント安の7384.30ポイントでした。ＮＹ原油先物相場は続伸、ＷＴＩ期近の５月物は前日比0.48ドル高の１バレル24.49ドルでした。ＮＹ円相場は横ばい、前日と変わらずの１ドル＝111円15～25銭でした。
小池百合子都知事は25日夜に緊急の記者会見を開き、週末は不要不急の外出を自粛するよう都民に要請しました。知事は東京の「都市封鎖」については「今すぐということではない」と早期実施を否定したものの、知事は、23日の記者会見で「事態の推移によりロックダウン（都市の封鎖）の可能性がある」と指摘しています。これが目先の日本株の重しになりそうです。このため、本日は下値で買った投資家の利食い売りや、ヤレヤレの戻り売りが出そうです。日経平均の想定レンジは19000円±500円程度です。ハイボラ相場は継続するでしょう。
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