15日の海外動向と本日の相場見通し 米株堅調で日経平均も4日ぶりに反発へ

16日の大阪ナイトセッション日経平均先物9月物は前日比570円高の21920円、高値は16日03時30分の21930円、安値は15日16時31分の21330円でした。15日のNYダウは続伸、前週末比157.62ドル高の25763.16ドルでした。ナスダック総合株価指数は同137.21ポイント高の9726.02ポイントでした。FRBは午後に流通市場で社債を購入する制度「セカンダリーマーケット・コーポレートクレジットファシリティー(SMCCF)」を通じた社債の買い取りを始めると発表しました。また、同時に中小・中堅企業向けの「メインストリート融資制度(MSLP)」を通じ、資本市場で資金を調達できない企業向けの融資も開始したと発表しました。これが買い材料になりました。NY原油先物相場は3日ぶりに反発、WTI期近の7月物は前週末比0.86ドル高の1バレル37.12ドルでした。NY円相場は横ばい、前週末と同じ1ドル=107円30~40銭でした。

15日のVIX指数は前日比1.69(4.68%)安の34.40でした。また、VIX3Mは前日比1.62(4.26%)安の36.43で、VIX/VIX3Mレシオは前日比0.00(0.00%)安の0.94と1を下回っているので米株式相場は良好です。一方、15日の日本では、プット・コールレシオは1.34と前日の1.21から若干上昇しています。新高値銘柄数は36、新安値銘柄数は3、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は103.92と、12日の116.33%から低下し、過熱とされる120%を下回ってきて、過熱感が順調に和らいでいます

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線が15日現在水平のため、日経平均は「もみあい(横這いトレンド)」です。転換線は下向きで、「調整」局面です。ただし、遅行スパンは26日前よりも上に位置し、雲の上で推移しており、良好な状態です。また、先行スパンのクロスは6月18日で、この日が変化日として意識されます。

米株が堅調なため、本日の日経平均は4日ぶりに反発するでしょう。想定レンジは22000円±300円程度です。ですが、新型コロナウイルスの第2波への懸念が強く、上値は重そうです。なお、昨日後場の日経平均の大幅な下落は、直接的にはレバレッジ型投信のポジション調整が一因との指摘があるようです。

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