16日の海外動向と本日の相場見通し ダウ伸び悩み、ナスダック反落で日経の上値は重そう

17日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比20円安の23280円、高値は16日18時59分の23370円、安値は16日22時45分の23270円でした。15日のNYダウは4日続伸、前日比36.78ドル高の28032.38ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落、同139.86ポイント安の11050.47ポイントでした。FRBはFOMCを開き、2023年末まで利上げを見送る方針を示しました。これ受けてダウは一時、369.17ドル高まで買われたものの、引けにかけて急速に伸び悩みました。景気敏感株が買われる一方、ハイテク株が売られたからです。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の10月物は前日比1.88ドル高の1バレル40.16ドルでした。NY金先物相場は3日続伸、12月物は前日比4.3ドル高の1トロイオンス1970.5ドルでした。NY円相場は3日続伸、前日比50銭円高・ドル安の1ドル=104円90銭~105円00銭でした。

 

16日のVIX指数は前日比0.45(1.76%)高の26.04でした。また、VIX3Mは同0.30(0.99%)高の30.57で、VIX/VIX3Mレシオは同0.01(0.76%)高の0.85と、依然として1を下回っているので米株式相場は良好です。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比3.11(2.34%)高の136.06でした。

 

一方、16日の日本では、プット・コールレシオは7.19と前日の2.88から上昇しました。新高値銘柄数は109、新安値銘柄数はゼロ、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は114.60と前日の117.03から低下しました。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は16日現在「上向き」継続です。転換線は「水平」継続です。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上に浮上し、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、昨日9月16日でした。また、16日現在のMACD(12日-26日)は167.45と前日の164.21から低下、シグナル(9日)は153.58と前日の155.24からやや低下、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は13.87と前日の8.97から上昇し、「買い」継続です。

 

NYダウが伸び悩み、ナスダックが反落し、やや円高気味のため、本日の日経平均の上値は重そうです。想定レンジは23500円±200円程度です。

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