23日の海外動向と本日の相場見通し 米追加経済対策への不透明感で、日米株の上値は重い

24日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比70円高の23560円、高値は23日16時31分の23580円、安値は24日01時16分の始値23500円でした。23日のNYダウは反落、前日比28.09ドル安の28335.57ドルでした。ナスダック総合株価指数は続伸、同42.28ポイント高の11548.28ポイントでした。追加経済対策に関して、ムニューシン米財務長官は23日、与野党の主張には「大きな隔たりがある」と述べ、また、トランプ米大統領も「民主党が優勢な州の救済のための合意はしたくない」と述べたと伝わり、相場の重しとなりました。NY原油先物相場は反落、WTI期近の12月物は前日比0.79ドル安の1バレル39.85ドルでした。NY金先物相場は反発、12月物は前日比0.6ドル高の1トロイオンス1905.2ドルでした。NY円相場は反発、前日比15銭円高・ドル安の1ドル=104円70~80銭でした。

 

10月23日のVIX指数は前日比0.56(1.99%)安の27.55でした。また、VIX3Mは同0.31(1.06%)安の28.99で、VIX/VIX3Mレシオは同0.01(0.94%)安の0.95と、依然として1を下回っています。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比1.76(1.41%)高の126.70でした。

 

一方、10月23日の日本では、プット・コールレシオは2.11と前日の2.10から上昇しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は91.70と前日の89.87から上昇しました。新高値銘柄数は31、新安値銘柄数は18でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は10月23日現在「水平」継続です。転換線は「下向き」から「水平」に転換しました。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上で推移し、「好転」継続です。そして、引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。また、10月23日現在のMACD(12日-26日)は85.46と前日の92.93から低下、シグナル(9日)は103.54と前日の105.89から低下、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス18.08と前日のマイナス12.97から低下し、「売り」継続です。

 

追加の経済対策でペロシ下院議長と協議するムニューシン米財務長官が23日、与野党の主張には「大きな隔たりがある」と述べたことで、早期の合意形成への不透明感が強まっています。このため、米国株は不安定な動きを続けるでしょう。なお、23日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.72(3.05%)安の22.86でした。これが20を下回ってこないと、日経平均がここからさらに上値を追うことは難しいとみています。本日の日経平均の想定レンジは23550円±200円程度です。

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