5日の海外動向と本日の相場見通し 米株堅調で、日経平均も堅調推移、ボラタイルな動き継続

6日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比70円安の28720円、高値は5日22時57分の28900円、安値は6日00時19分の28710円でした。5日のNYダウは5日続伸、前日比92.38ドル高の31148.24ドルでした。ナスダック総合株価指数は続伸、同78.553ポイント高の13856.296ポイントと、連日で過去最高値を更新しました。S&P500種株価指数は5日続伸、同15.09ポイント高の3886.83ポイントと、こちらも過去最高値で取引を終えました。米上下両院が5日に予算決議をそれぞれ可決したことが好感されました。NY原油先物相場は5日続伸、WTI期近の3月物は前日比0.62ドル高の1バレル56.85ドルでした。NY金先物相場は反発、4月物は前日比21.8ドル高の1トロイオンス1813.0ドルでした。NY円相場は8日ぶりに反発し、前日比20銭円高・ドル安の1ドル=105円30~40銭でした。

 

5日のVIX指数は前日比0.90(4.13%)安の20.87でした。また、VIX3Mは同0.27(1.01%)安の26.52で、VIX/VIX3Mレシオは同0.03(3.16%)安の0.79と、7日連続で1を下回っています。このため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性が大幅に低下しました。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比0.92(0.68%)安の135.09でした。

 

5日の日本では、プット・コールレシオは0.44と前日の0.60から低下しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は110.29と前日の112.47から低下しました。新高値銘柄数は84、新安値銘柄数は1でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は5日現在「上向き」継続です。転換線は「水平」から「下向き」に転換しました。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前の日足よりも上に浮上したままで、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は「水平」から「上向き」転換です。また、5日現在のMACD(12日-26日)は323.20と前日の309.99から上昇、シグナル(9日)は399.58と前日の428.72から低下、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス76.38と前日のマイナス118.73から上昇し、「売り」継続です。(売り転換は1月26日でした。)なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。

 

前週末5日のNYダウは5日続伸し、ナスダック総合株価指数とS&P500種株価指数は共に過去最高値で取引を終えました。このように米国株が堅調なため、週明け8日の日経平均も堅調に推移する見通しです。ただし、2月に入り5営業日で、終値ベースで1115.8円(4.03%)も上昇しているため、利食い売りに押される場面はあるでしょう。それでも、国内の決算発表で2021年3月期の業績見通しを上方修正するケースが相次いでいるため、相場全体の下値は相当堅そうです。日経平均の想定レンジは28750円±300円程度です。基本的には上下1%程度の値幅が出る相場が続くとみています。

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