12月9日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

12月8日の日経平均は前日比111.97円(0.40%)安の27574.43円と、続落しました。5日移動平均線(8日現在27749.00円)、25日移動平均線(同27894.35円)、75日移動平均線(同27584.78円)、100日移動平均線(同27657.75円)を下回っています。一方、200日移動平均線(同27213.95円)は上回っています。12月9日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前日比190円高の27680円、高値は9日03時42分の27700円、安値は8日19時45分の27480円でした。12月8日の騰落レシオ(6日移動平均)は56.38%でした。新高値銘柄数は23、新安値銘柄数は33でした。また、MACD(12日-26日)は62.40、シグナル(9日)は168.14でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス105.73でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうち「3つ」(前日は4つ)が点灯している状況です。

 

8日のNYダウは続伸し、前日比183.56ドル高の33781.48ドルでした。ナスダック総合株価指数は5日ぶりに反発し、同123.45ポイント高の11082.00ポイントでした。FRBによる急激な金融引き締めを主因とした景気懸念から、このところが下げていた反動で、リバウンド狙いや押し目狙いの買いが優勢でした。しかしながら、9日に発表されるPPI、13日発表の11月のCPI、13~14日のFOMCを控え、積極的な買いは見送られました。

 

8日の米国株が堅調だったため、本日の東京株式市場は堅調に推移する見通しです。日経平均については、5日移動平均線自体が11月30日に下向きに転じ、12月8日も下向きのままです。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が12月2日の27777.90円を上回る必要があります。12月8日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.21(1.13%)高の18.87でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは12月8日終値27574.43円±400円程度です。それにしても、昨日は、小型グロース株が軟調でした。マザーズ総合指数は前日比4.36ポイント(0.56%)安の774.71ポイント、東証グロース市場指数は同6.75ポイント(0.68%)安の983.38ポイントでした。小型グロース株への個人の関与率はプライム市場に比べて非常に高いため、外部環境改善効果で、これが底堅く推移するようならば、本日の個人投資家の手の内、マインドは徐々に改善する見通しです。ですが、12月に関しては、節税売りが断続的に出る見込みのため、チャートが崩れ(株価が25日移動平均線を下回って、且つ25日移動平均線が下向き等)、信用買い残が積み上がっている、6月~7月が高値で今後、信用高値絶対期日を迎える銘柄群は、少なくとも、年内受け渡し最終日の12月28日を通過するまでは、アンタッチャブルだと思います。

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