AR関連銘柄

AR(拡張現実)とは

AR(拡張現実)

Augmented Reality(AR)日本語では「拡張現実」と訳される。人が認識する現実環境に情報を付加し、それをスマホやタブレット、カメラなどを通して見ることで現実世界が拡張され見える仕組みを指す。

AR(拡張現実)はVR(仮想現実)の変種であり、ARとVRは同時に話題となることが多い。似た言葉でMR(複合現実)というものもある。

2016年7月31日以下の項目を追記

AR関連銘柄一覧

コード 銘柄名 企業情報・業務内容
4312 サイバネットシステム AR技術を使った様々なソリューションを提供。「cybARnet」は、ARコンテンツ作成を支援する統合的なサービスメニュー。開発者は無料で試せる他、有償サービスも月額や従量制の価格体系になっているため、初期投資が少なく、短期のキャンペーンやイベントに対してもコストの削減が可能。また、2015年12月で提供中止となったJunaio用ARコンテンツ資産も利用可能。
6736 サン電子 業務の効率化を実現する企業向け現実拡張システム「AceReal(エースリアル)」の開発に着手。「AceReal」は、拡張現実(「AR:Augmented Reality」)技術を応用した企業向けの業務効率化システム。同社が出資をしている Infinity Augmented Reality, Inc.(「Infinity AR社」)のAR技術と、同社と業務提携を行う Lumus Ltd.(「Lumus社」) から提供される眼の近くで使用できる透明なディスプレイ装置を応用することで、空間や物体を認識し、使用者の目の前で現実世界とコンピュータ映像を融合させることができる。
3393 スターティア スターティアラボ株式会社が、企業向けAR(拡張現実)制作ソフト「COCOAR」のサービスの拡充として、3Dコンテツが作れる「studio Safari(スタジオサファリ」を、2015年12月18日より開設。本サービスの拡充は、顧客がARコンテンツを制作する際に、最も難しいと懸念されてきた3Dコンテンツの制作を支援。3Dコンテンツの制作には、専用の機材・撮影スペース・外注へ依頼する際は費用が嵩み、何より専門的なノウハウが必要不可欠。「studioSafari」は、専用の機材や撮影スペースはもちろんのこと、1つの3Dコンテンツ制作に催す時開としてゆとりのある4時開体制(完全予約制)の中、専任の担当者が付き添いサポート。
6731 ピクセラ 15年10月28日、AR(拡張現実)/VR(仮想現実)事業への本格的な参入にあたり、記者発表会を開催。同社独自のサーバーを用いた法人向けパノラマVRサービスを2016年3月に開始する。VR(バーチャルリアリティ)を利用することで、旅行代理店や不動産販売店などから、その場に居ながらにして旅行先の風景や、ホテル・マンションのレイアウトなどをリアルに体験できるサービスを法人向けに16年3月より提供。
3914 ジグソー 資本・提携先であるKudan Limited.(英国)が、「AR/VR エンジン+Unity 3D」を日本国内でリリースし、新たにウェアラブル向けAR/VR モジュール分野にて同社と共同研究開始した、と発表。これは両社によるAR/VR エンジンの超小型軽量化及びLTE 通信チップへのモジュール組み込みを行い、メディカル・医療分野のオペサポート、製造業における機器のメンテナンスでの活用を見込んだ取組み。
4281 デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム 2010年2月4日、、TOTAL IMMERSION社(本社:フランス)と業務提携し、TOTAL社が提供する拡張現実(AR)技術「D’Fusion(ディ・フュージョン)」を日本国内において取り扱うことを発表した。DACは、ARが持つ可能性にかねてより注目しており、この技術を活用した事業の展開を検討していたが、DAS領域(Diversified Advertising Serviceの略で、DAS領域はテクノロジーサービス・クリエイティブサービス・コンサルティングサービスといった広告関連ソリューションサービスを提供する事業領域)事業の1つとして、AR技術を使った顧客サービスを実施することとした。
7746 岡本硝子 ミネベア(6479)の子会社であり、岡本硝子の持分法適用会社であるJAPAN 3D DEVICES株式会社は、柏崎工場において、ヘッドアップディスプレイ(「HUD」)向けレンズの量産を開始した。HUD向けガラスレンズは光安定性および耐久性に優れ、要求される高い品質に応えうるもの。ARの中核部品であるHMD(ヘッドマウントディスプレイ)向けに同社の凹面鏡の採用が期待される。
7974 任天堂 ポケモンGOがNiantic,Inc.(ナイアンテック社)のAR技術を採用。ニンテンドー3DSにもAR機能を搭載しており、ハード・ソフト両面からAR技術促進に力を入れている。
4334 ユークス 2016年4月16日、同社は、ベルサール秋葉原で「βLIVE」を大成功させ、「AR performers」は世の中に誕生した。そのライブは、彼らが繰り広げる質の高い歌と踊りのみならず、観客の応援を舞台演出に直接反映する新しい遊び、そして何より、映像の世界でしか存在し得ないデジタルキヤラクターである彼らと、リアルタイムにコミユニケーションが取れるという、これまでにない体験を実現。これは来場者の想像を大きく上回る驚きをもたらし、高い評価を得た。「AR performers」の初の本格ライブは17年1月14日(土)15日(日)の2日間、東京ディファ有明で開催。

サイバネットシステムのARコンテンツ作成支援サービス

cybARnet

情報源: Junaioに代わるARアプリ cybARnet

サイバネットシステム(4312)はARコンテンツ作成支援サービスの「cybARnet(サイバー・エーアール)」をリリースした。今後活発化するであろうARコンテンツ開発者へ向け、サーバの提供やアプリ開発サポート、AR事業のトータルコンサルティングを行う支援サービスを目指す。

サン電子のAR機能搭載ウエアラブル端末

AceReal

情報源: 拡張現実技術を使った業務ソリューションを紹介 「第2回ウエアラブルEXPO」に出展|サン電子株式会社ホームページ

サン電子(6736は東京ビッグサイトで行われた「第2回ウエアラブルEXPO」にメガネ型のウエアブル端末「AceReal」を出展した。リアルとバーチャルの融合をコンセプトにしたAR技術搭載の端末となっており、空間認識と3D映像技術を用いたリアルな仮想現実、拡張現実を映し出す。ゲーム事業などへのAR技術応用を目指す。

AR機能を搭載した無料アプリ「セカイカメラ」

セカイカメラ

情報源: 頓智・(トンチドット)広報ブログ: セカイカメラ

2014年1月22日にサービス終了となっているAR機能搭載アプリ「セカイカメラ」これは「エアタグ」と呼ばれるタグを現実世界のあらゆるものに付加することができ、ユーザーはカメラ越しにこの情報を見ることができた。飲食店の評価、ビル内にあるテナント、設置されている物の名称、スマートフォンのアプリを通して見ることでこれらの情報を知ることができた。まだARの具体的な商業活用が見えていなかった為にサービス終了となったが、今後同様のシステム、アプリが出てきてもおかしくないだろう。

IKEAのARアプリ「IKEAカタログ」

スウェーデン発祥の家具メーカー、IKEAでもAR機能を搭載したアプリをリリースしている。「IKEAカタログ」では拡張現実を利用しカタログ内の家具を自室へ置いた場合のシミュレーションを見ることができる。部屋に置いた場合のサイズ感、色は合っているかなどを購入前に調べることができる。

Google発のAR搭載ゲーム「Ingress(イングレス)」

Ingress1 Ingress2

スマートフォン向けのAR技術を利用したゲーム「Ingress(イングレス)」が全世界で話題となっている。ゲームのフィールドは現実世界そのものとなっており、実在する建物やモニュメントに付加された情報「ポータル」を取り合う陣取りゲームとなっている。既に全世界で1000万以上のダウンロードとなっており、今後のゲーム業界においてARは無視できないテーマとなりつつある。

アニメでは古くからARが使われていた

eden

「ドラゴンボール」のスカウターも画面越しに相手の情報を見ることができるAR機能を搭載している。また、最近では映画にもなった「東のエデン」がエデンシステムと称し、人や建物、現実世界のあらゆるものに情報を付加した最も解かり易いARシステムを搭載している。「サイコパス」の映画プロモーションでは同策に出てくるARシステム・シビュラシステムを新宿駅に期間限定で設置し話題を集めた。

今後、AR関連銘柄となりえるであろう銘柄

ARは現実世界に情報を付加する技術を指す。スマホが普及したことでARが身近なものになりつつある為、今度は様々な企業でこの技術が応用されてくるだろう。今はまだAR関連銘柄と言われる銘柄は少ないが、なりえるであろう銘柄を先取りで調べてみた。

カカクコム(2371)はAR関連銘柄となるか

比較サイトの「価格.com」口コミサイトの「食べログ」はまさにAR技術とマッチするサービスと言っていいだろう。

大塚家具(8186)はAR関連銘柄となるか

IKEAカタログ同様のサービスを日本の家具メーカーも行ってくるかもしれない。自室と家具の設置イメージを掴むにはAR技術が最適との声もある。

ガンホー(3765)、ミクシィ(2121)はAR関連銘柄となるか

パズドラが大ヒットしたガンホー(3765)、モンストが大ヒットしたミクシィ(2121)もキャッシュリッチを活かしてAR技術の開発を進めてくるかもしれない。飽和状態になりつつあるスマホゲームの次なる局面はARとVRの分野になりそうだ。

追記:ポケモンGO人気がAR技術を更に身近なものに

2016年7月に任天堂(7974)は人気コンテンツ「ポケモン」を使ったGPS位置連動型ARアプリ「ポケモンGO」をリリースした。

ポケモンGOは海外で爆発的なヒットを記録し、社会現象にもなりつつある。日本では海外から2週間ほど遅れてのリリースとなったが、既に大きな話題となっていたことで過去類を見ない程の好スタートなった。

普段、スマホゲームを全くしないというライトユーザーもポケモンGOに呼び込むことに成功しており、このゲームが「聞いたことはあるけど良くわからない」と言われていたAR技術を更に身近なものとした。

ポケモンGOのヒットを受けて、ゲーム開発会社やアプリ開発会社はARの将来性を確信したに違いない。AR関連銘柄と言われる各企業は今後更にAR技術開発に力を入れてくるだろう。

ポケモンGOのAR技術はGoogle発のスタートアップ「Niantic, Inc.(ナイアンティック)」

ポケモンGOのキャラクター管理は任天堂(7974)並びに株式会社ポケモンとなっているが、GPSやAR技術は米Google社発のスタートアップ企業「Niantic, Inc.(ナイアンティック)」が開発したものだ。

まずはグーグルがARの存在意義を世界へ向けて証明する形となったが、他にもアップルやフェイスブックといった世界最大のIT企業がこぞってこのARへ資金と人材を投じている。今後、AR技術の更なる発展が臨めると見て間違いないだろう。

追記:地図アプリなどにも使われ始めたAR技術

「MapFan AR Global」など地図アプリにARが搭載されたものが多数リリースされ始めている。VRの場合はハードがヘッドセットである必要があるが、ARはスマホなどのモバイル機器で十分な為、開発者もユーザーも一気に広がる可能性がある。地図アプリだけでなく、ゲーム、写真、漫画、グルメなど様々なアプリにAR技術が搭載されてきてもおかしくはない。

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