12月21日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

12月20日の日経平均は前日比669.61円(2.46%)安の26568.03円と、大幅に4日続落しました。5日移動平均線(20日現在27508.14円)、25日移動平均線(同27877.80円)、75日移動平均線(同27498.82円)、100日移動平均線(同27690.45円)、200日移動平均線(同27247.71円)全て下回っています。12月21日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前日比200円安の26320円、高値は始値の20日16時30分の26610円、安値は21日04時51分の26300円でした。20日の騰落レシオ(6日移動平均)は71.44%でした。新高値銘柄数は46、新安値銘柄数は101でした。また、MACD(12日-26日)はマイナス109.77、シグナル(9日)は33.645でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス143.41でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は8日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうち「6つ」(前日は4つ)が点灯している状況です。

 

20日のNYダウは5日ぶりに反発し、前日比92.20ドル高の32849.74ドルでした。ナスダック総合株価指数も5日ぶりに反発し、同1.080ポイント高の10547.112ポイントでした。リバウンド狙いの買いが入ったが、世界の主要中央銀行による金融引き締めが景気を冷やすとの懸念は根強く、全体的には上値は重かった。

 

日銀が20日まで開いた金融政策決定会合で、長期金利の変動許容幅を拡大することを決めたことで、円高・ドル安が進み、輸出関連を中心に売りが出る見通しです。日経平均については、5日移動平均線自体が12月16日に下向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が12月14日の28156.21円を上回る必要があります。ハードルが高いため、下向きを維持することになりそうです。12月20日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比2.53(13.41%)高の21.40でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは12月20日終値26568.03円±400円程度です。グロース株については、当面は、ナスダックの動向に加え、ANYCOLOR(5032)の株価動向が左右するとみています。同社株が底打ち(リバウンド)するようならグロース市場のムードは好転、下げ渋り(横ばい)なら中立要因、下落継続ならムードは悪化する見通しです。その影響は、直近IPOや、人気グロース株に顕著に出るとみています。ちなみに、15日に決算を発表した同社株の夜間取引終値は通常取引終値比820円(10.99%)安の6640円、20日終値は前日比450円安の6050円でした。なお、例年12月相場に関しては、個人投資家からの節税売りが断続的に出る見込みのため、チャートが崩れ(株価が25日移動平均線を下回って、且つ25日移動平均線が下向き等)、信用買い残が積み上がっている、6月~7月が高値で今後、信用高値絶対期日を迎える銘柄群は、少なくとも、年内受け渡し最終日の12月28日を通過するまでは、アンタッチャブルだと思います。

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