12月29日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

12月28日の日経平均は前日比107.37円(0.41%)安の26340.50円と、3日ぶりに反落しました。5日移動平均線(28日現在26387.47円)、25日移動平均線(同27494.43円)、75日移動平均線(同27395.42円)、100日移動平均線(同27607.94円)、200日移動平均線(同27251.59円)全て下回っています。12月29日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前日比200円安の26030円、高値は28日17時11分の26310円、安値は終値でした。28日の騰落レシオ(6日移動平均)は111.87%でした。新高値銘柄数は64、新安値銘柄数は89でした。また、MACD(12日-26日)はマイナス388.11、シグナル(9日)はマイナス218.26でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス169.85でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうち「2つ」(前日も2つ)が点灯している状況です。

 

28日のNYダウは3日ぶりに反落し、前日比365.85ドル安の32875.71ドルでした。ナスダック総合株価指数は続落し、同139.938ポイント安の10213.288ポイントと、10月14日に付けた年初来安値を更新しました。米10年物国債利回りが3.87%と前日終値の3.84%から上昇したことが、ハイテク株への売り材料となりました。中国の新型コロナウイルスの感染拡大で、iPhoneの中国生産が停滞すると懸念されたアップルが3.07%下落し、ダウを26.24ドル押し下げました。

 

日経平均については、5日移動平均線自体が12月16日に下向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が12月22日の26507.87円を上回る必要があります。12月28日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.07(0.36%)安の19.51でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは12月28日終値26340.50円±400円程度です。グロース株については、当面は、ナスダックの動向に加え、ANYCOLOR(5032)の株価動向が左右するとみています。同社株が底打ち(リバウンド)するようならグロース市場のムードは好転、下げ渋り(横ばい)なら中立要因、下落継続ならムードは悪化する見通しです。その影響は、直近IPOや、人気グロース株に顕著に出るとみています。ちなみに、15日に決算を発表した同社株の夜間取引終値は通常取引終値比820円(10.99%)安の6640円、28日終値は前日比60円高の6270円でした。

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