20日の海外市場動向と本日の相場見通し ボラタイル
20日のシカゴ日経平均先物3月物は16355円大証比35円高でした。一時15935円まで下落しました。NYダウは反落、前日比249.28ドル安の15766.74ドルでした。一時565ドル安に拡大する場面がありました。原油先物相場下落が嫌気されました。NY原油先物相場は大幅に3日続落、WTI期近の2月物は前日比1.91ドル安の1バレル26.55ドルでした。一時は26.19ドルまで下落し、期近物としては03年5月8日以来、約12年8カ月ぶりの安値を付けました。NY円相場は前日比70銭の円高・ドル安の1ドル=116円90銭~117円ちょうどでした。恐怖指数(VIX指数)は前日比1.54(5.91%)高の27.59でした。
原油安を受けたリスクオフムードが強い状況で、日本株の調整も継続する見通しです。昨日の日経平均は前日比632.18円安の16416.19円と、今年最大の下げ幅で昨年来安値を更新し、いわゆる「黒田バズーカ第2弾」が発射された、2014年10月31日の16413.76円以来およそ1年3カ月ぶり安値に沈みました。このため、追証絡みの売りが出やすい一方で、バーゲンハンターの押し目買いも見込める水準になったとみています。ただし、現状、慌てて上値を買う材料が見当たりません。上値を買うのは、買い戻しニーズがある売り方くらいでしょう。日経平均の想定レンジはシカゴ先物の安値15935円~19日安値16812.65円です。ボラティリティーが高いので、想定レンジは必然的にワイドです。時間外の原油先物価格や上海株、東京外国為替市場の円相場次第で、大きくブレそうです。
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