5月9日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

8日の日経平均は前週末比208.07円(0.71%)安の28949.88円と5日ぶりに反落しました。5日移動平均線(8日現在28909.03円)、25日移動平均線(同28342.87円)、75日移動平均線(同27755.54円)、100日移動平均線(同27495.17円)、200日移動平均線(同27570.27円)全て上回っています。9日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比90円高の29040円、高値は8日21時09分の29060円、安値は8日22時46分の28950円でした。8日の騰落レシオ(6日移動平均)は133.41%でした。新高値銘柄数は293、新安値銘柄数は8でした。また、MACD(12日-26日)は309.14、シグナル(9日)は270.22でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は38.92でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は3日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうちが3つ(前日は4つ)が点灯している状況です。

 

 

8日のNYダウは反落し、前週末比55.69ドル安の33618.69ドルでした。ナスダック総合株価指数は続伸し、同21.51ポイント高の12256.92ポイントでした。FRBが8日に発表した1~3月期の融資担当者調査で、大企業・中堅企業の商工業ローン向けの貸し出し基準は前回の調査に比べ厳しくなったことが分かり、悪材料となりました。

 

日経平均については、5日移動平均線自体が4月28日に上向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が4月27日の28457.68円を下回る必要があります。9日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.39(2.47%)高の16.20でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは8日終値28949.88円±400円程度です。

 

4月17日から5月8日まで、25日移動平均線が、13日連続で上昇しています。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で3月30日の27782.93円を下回ることが必要です。ちなみに、4月28日の日経平均は、「日経平均が5日移動平均線を上回り、且つ、5日移動平均線自体が上向き」の状況に変化し、5月8日時点でも、これが維持されています。本日以降、日経平均が5日移動平均線を下回るようだと、「短期的な調整入り」のサインとなるかもしれないとみていますが、25日移動平均線が下向きに転じない限り、中期的な強気相場は続くと考えています。

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