7月3日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

SPEEE (4499)

2023年6月27日、「Datachain、三菱UFJ信託銀行より資金調達。イーサリアム等の複数チェーンにおけるステーブルコイン発行・流通に向け連携強化」を発表しました。これが注目ポイントです。ちなみに、Datachainは、Speee(4499)の子会社です。今回の資金調達により、これまでDatachainが三菱UFJ信託銀行と事業検討及び技術検証を進めてきた、ステーブルコインやセキュリティトークン(デジタル証券)、クロスチェーン技術を用いた各種取り組みの商用化に向け、連携をさらに強化していきます。

 

Datachainでは、三菱UFJ信託銀行を含む様々なパートナー企業と連携し、拡大を続けるデジタルアセット市場において、異なるブロックチェーン上に点在するデジタルアセットの通行路となるようなインフラを構築していく方針です。なお、Datachainは、ステーブルコインやセキュリティトークン(デジタル証券)等が様々なブロックチェーン上で発行・流通する世界において必要不可欠な「クロスチェーン技術」に強みを有しており、同技術領域ではグローバルでも高く評価されています。

 

<本日の監視銘柄群>

エリッツホールディングス(5533)、ブリッジコンサルティンググループ(9225)、ジーデップ・アドバンス(5885)、アイデミー(5577)、ABEJA(5574)

 

<前日の東京株式市場>

6月30日の日経平均は前日比45.10円(0.14%)安の33189.04円と3日ぶりに小幅反落しました。5日移動平均線(30日現在32970.86円)、25日移動平均線(同32561.92円)、75日移動平均線(同29943.76円)全て上回っています。7月1日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比230円高の33420円、高値は1日00時23分の33500円、安値は6月30日16時31分の33170円でした。6月30日の騰落レシオ(6日移動平均)は82.57%でした。新高値銘柄数は110、新安値銘柄数は15でした。また、MACD(12日-26日)は587.05、シグナル(9日)は759.07でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス172.02でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうちが2つ(前日も2つ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

6月30日のNYダウは続伸し、前日比285.18ドル高の34407.60ドルでした。ナスダック総合株価指数は反発し、同196.59ポイント高の13787.92ポイントでした。FRBが重視する物価指標である、5月の米個人消費支出(PCE)は前年同月比3.8%上昇と4月4.3%から伸びが縮小しました。変動の大きいエネルギー・食品を除くコアの指数も同4.6%上昇と、小幅ながら4月や市場予想の4.7%を下回りました。これを受け、米国のインフレに対する懸念が和らぎました。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

6月30日の米国株が堅調だったため、本日の東京株式市場は堅調に推移する見通しです。ただし、6月28日の日経平均は大幅高でしたが、その後の値動きをみる限り、長期スタンスの海外勢の買いの勢いに一服感が感じられます。このため、東京株式市場での「踏み上げ相場」もいったん終了した可能性が高そうです。その一方、下値では、売り方の買戻しや、早売りした投資家や出遅れた投資家の押し目買いが入るため、底堅い値動きが見込めそうです。上昇相場というより、中長期的な上昇相場における、高値圏での「保ち合い相場」を想定しています。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線自体が6月30日に7日ぶりに上向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が6月26日の32698.81円を下回る必要があります。

 

4月17日から6月30日まで、25日移動平均線が、52日連続で上昇しています。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で5月29日の31233.54円を下回ることが必要です。

 

ちなみに、5日移動平均線を基準の先行きを判断すると、ダマシが多いので、今後に関しては、「日経平均が25日移動平均線を下回り、且つ、25日移動平均線自体が下向きの状況」に変化すると、「本格的な調整入りのサイン」と考えています。

 

6月30日の東証グロース市場指数は前日比7.55p(0.73%)高の1036.89pでした。5日移動平均線(30日現在1027.23p)、25日移動平均線(同1013.20p)、75日移動平均線(同974.29p)全て上回っています。5日移動平均線は、6月26日に下降に転じました。本日、上向きに転じるには、6月26日の1030.61pを上回る必要があります。25日移動平均線は21日連続で上昇しています。本日下向きに転じるには、5月29日の934.01pを下回る必要があります。そして、75日移動平均線は、16日連続で上昇しています。本日下向きに転じるには、3月14日の943.17pを下回る必要があります。

 

東証グロース市場指数の25日移動平均線が、6月2日に上昇転換しました。短期資金の流入が期待できる状況に変化しました。目先は、本格的なリバウンドの発生を想定しています。ただし、25日移動平均線自体が下向きに転じるようだと、調整色が強まる可能性が高まります。そうなったら、下落を警戒する必要があります。

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