9日の日経平均は前日比162.51円安の16,668.41円
9日の日経平均は前日比162.51円安の16,668.41円、高値は16,830.92円、安値は16,581.71円。東証1部の出来高は16億8404万株、売買代金は1兆7853億円、値上がり銘柄数541銘柄、値下がり銘柄数は1280銘柄、変わらず136銘柄。日経平均は3日ぶり反落。
前場の日経平均は3日ぶり大幅反落。前日の米市場は上昇したものの、取引開始前に発表された4月の機械受注の内容が悪かったこと、為替相場が1ドル=106円台と円高で推移していることを嫌気され売りが先行した。その後もドル・円相場が1ドル=106円台の半ばへと円高に振れていることが重しとなり下げ幅を拡大し、前場引けの時点でほぼ本日の安値圏での推移となっている。
後場の日経平均は一時前場安値を更新。後場の日経平均は、前場に続き為替相場の1ドル=106円台の半ばの円高が重しとなり売りが優勢で始まると午後13時17分には、本日の安値となる1万6587円77銭(前日比243円15銭安)まで下落。売り一巡後は下げ幅を縮小したものの、日米の金融政策イベントを来週に控えることなどから、これら見極めへの動きもあり戻りは限定的となった。
東証33業種では、鉱業、石油石炭製品、電気・ガス業業が値上がりした。一方、保険業、パルプ・紙、銀行業、空輸業、その他金融業が値下がりした。個別では、東証1部の値上がり率トップは日新電機(6641)、2位はメック(4971)、3位は日本エンタープライズ(4829)。一方、値下がり率トップは宮越ホールディングス(6620)、2位はネクシィーズグループ(4346)、3位は日本ゼオン(4205)
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