2日の海外動向と本日の相場見通し 週末でもあり、新たな買い材料が出なければ上値は重い
3日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比50円安の19570円、高値は2日22時28分の19660円、安値は3日01時10分の19560円でした。2日のNYダウは反落、前日比112.58ドル安の21002.97ドルでした。米内国歳入庁(IRS)などが本社を含む3施設を調査していると伝わったキャタピラーが4.28%急落し、1銘柄でダウを28.15ドル押し下げました。NY原油先物相場は続落、WTI期近の4月物は前日比0.18ドル安の1バレル53.83ドルでした。NY円相場は4日続落、前日比70銭の円安・ドル高の1ドル=114円40~50銭でした。
ダウは反落したものの、円安基調のため、好悪材料が相殺され、本日の日経平均は軟調ながらも、底堅い動きが見込めそうです。想定レンジは19550円±100円程度です。本日は週末でもあり、新たな買い材料が出なければ上値は重いでしょうが、これまでの相場を「売り目線」でみてきた投資家は膨らんだ評価損や、ショートに傾けたデルタへの対応をしなくてはならず、下値での買いニーズは相当あると観測されます。また、前場下がれば日銀のETF買い入れも期待できます。ただし、全体のムードとしては、特に米国に関して、今後、多少の買い疲れ感が出て短期調整入りしても不思議ではないため、日本株に関しても、買い方のポジション調整の売りもそれなりに出てきそうです。
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