10月31日の海外動向と本日の相場見通し 「魔の木曜日」も下値では売り方の買い戻し
1日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比100円安の21780円、高値は10月31日23時34分の21940円、安値は1日01時05分の21740円でした。10月31日のＮＹダウは続伸、前日比241.12ドル高の25115.76ドルでした。ナスダック総合株価指数も続伸、前日比144.249ポイント高の7305.899ポイントでした。30日夕に発表した2018年７～９月期決算で１株利益が市場予想を上回ったことで、フェイスブックが大幅に上昇し、これが他の主力ハイテク株に波及しました。ＮＹ原油先物相場は３日続落、ＷＴＩ期近の12月物は前日比0.87ドル安の１バレル65.31ドルでした。ＮＹ円相場は３日ぶりに反発、前日比20銭円高・ドル安の１ドル＝112円90銭～113円00銭でした。
最近の木曜日は日経平均が大幅安となり易く、これまで5週連続で下落し、「魔の木曜日」という「アノマリー」が囁かれています。具体的には、9月27日が237.05円安、10月4日が135.34円、10月11日が915.18円安、10月18日が182.96円安、10月25日が822.45円安といった具合です。なお、日経平均は10月30日・31日の2日間で終値ベースで770.66円も上昇しています。この反動が今日は出そうです。想定レンジは22800円±200円程度です。ただし、下値は売り方の買い戻しが入る見通しです。
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