13日の海外動向と本日の相場見通し 米国の経済対策を巡る与野党の協議難航を嫌気

14日の大阪ナイトセッションの日経先物9月物は前日比30円安の23180円、高値は14日00時17分の23290円、安値は13日17時31分の23160円でした。13日のNYダウは反落、前日比80.12ドル安の27896.72ドルでした。スダック総合株価指数は続伸、同30.27ポイント高の11042.50ポイントでした。NY原油先物相場は反落、WTI期近の9月物は前日比0.43ドル安の1バレル42.24ドルでした。NY金先物相場は続伸、12月物は前日比21.4ドル高の1トロイオンス1970.4ドルでした。NY円相場は5日続落、前日比5銭円安・ドル高の1ドル=106円90銭~107円00銭でした。

 

13日のVIX指数は前日比0.15(0.67%)安の22.13でした。また、VIX3Mは同0.05(0.18%)高の28.17で、VIX/VIX3Mレシオは同0.01(0.85%)安の0.79と、依然として1を下回っているので米株式相場は良好です。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)<オプション価格を基に計算しますが、目先の相場が上昇する確率を、下落する確率がどれだけ上回っているかを表す。目先の相場が大きく下落する確率が高まると、Skew指数は大きくなる。>は、前日比0.90(0.66%)安の136.11でした。

 

一方、13日の日本では、プット・コールレシオは15.51と前日の18.86からやや低下しました。(なお、同レシオの7月9日から16日まで、また、7月22日以降の異常値(過去にない値)とも思える数値は、計算上は正しい数値だということです。プット・コールレシオの算出元の1つである国内個別株を対象とするeワラントの取引が停止となっていることや、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で市場のボラティリティが高まっていたことなどの要因から、プット・コールレシオは大きくブレやすいやすい状況となっていたということです。)新高値銘柄数は63、新安値銘柄数はゼロ、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は96.44と前日の99.34からやや低下しましたが、連日の90%台です。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は13日現在「水平」から「上向き」に転換です。転換線は「上向き」継続です。転換線と基準線は「逆転」から「一致」に転換しました。遅行スパンは26日前よりも上に浮上しており、「好転」を継続です。また、引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、9月16日です。また、13日現在のMACD(12日-26日)は111.28と前日の58.49から上昇、シグナル(9日)は32.23と前日の31.37から低下、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はプラス79.05の前日のプラス27.12から上昇し、「買い」継続です。

 

追加の米経済対策を巡る与野党の調整が13日も進まず、両党による協議は5日連続で開かれなかったと伝わっています。これが嫌気されそうです。また、 13日の日経平均は2月21日以来、半年ぶりの高値を付けたため、その反動売りも出そうです。日経平均の想定レンジは23200円±200円程度です。

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