7日の海外動向と本日の相場見通し 米国株反発を好感、日経も堅調推移へ

8日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比80円高の23490円、高値は8日04時15分の23500円、安値は7日17時19分の23420円でした。7日のNYダウは反発、前日比530.70ドル高の28303.46ドルでした。ナスダック総合株価指数も反発、同210.00ポイント高の11364.60ポイントでした。トランプ米大統領が6日夜、「議会の上下両院は250億ドルの空運会社の給与支援や、1350億ドルの中小企業向け給与保護プログラムをすぐに承認すべきだ」とツイッターに投稿し、家計への1200ドルの現金給付も個別の法案として承認する方針を示しました。これが好感されました。NY原油先物相場は3日ぶりに反落、WTI期近の11月物は前日比0.72ドル安の1バレル39.95ドルでした。NY金先物相場は続落、12月物は前日比18.0ドル安の1トロイオンス1890.8ドルでした。

 

10月7日のVIX指数は前日比1.42(4.82%)安の28.06でした。また、VIX3Mは同1.18(3.70%)安の30.70で、VIX/VIX3Mレシオは同0.01(1.16%)安の0.91と、依然として1を下回っているので米株式相場は良好です。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比0.55(0.46%)高の120.60でした。

 

一方、10月7日の日本では、プット・コールレシオは1.89と前日の1.86から上昇しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は124.70と前日の121.28から上昇しました。新高値銘柄数は59、新安値銘柄数は8でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は10月7日現在「水平」から「上向き」転換です。転換線は「水平」継続です。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上に浮上中で、「好転」継続です。そして、引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。また、10月7日現在のMACD(12日-26日)は66.14と前日の60.24から上昇、シグナル(9日)は79.92と前日の84.77から低下、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス13.78と前日のマイナス24.53から上昇したものの、「売り」継続です。

 

米国株高を受け、本日の日経平均は堅調に推移するでしょう。想定レンジは23500円±200円程度です。11月の米大統領選が近づくなか、トランプ氏のツイッター砲を受け、米国の株式相場は右往左往して、その変動が日に日に大きくなっています。そして、この状況は大統領選挙まで継続する見通しです。

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