22日の海外動向と本日の相場見通し 米株上昇を好感、日経平均は堅調、再生可能エネルギー関連に注目

23日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比180円高の29110円、高値は23日02時32分の29220円、安値は22日16時52分の28730円でした。22日のNYダウは3日ぶりに反発、前週末比103.23ドル高の32731.20ドルでした。ナスダック総合株価指数は続伸、同162.307ポイント高の13377.542ポイントでした。米長期金利の上昇が一服したことが買い材料になりました。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の4月物は前週末比0.13ドル高の1バレル61.55ドルでした。NY金先物相場は3日ぶりに反落、4月物は前週末比3.6ドル安の1トロイオンス1738.1ドルでした。NY円相場は横ばい、前週末比変わらずの108円80~90銭でした。

 

22日のVIX指数は前日比2.07(9.88%)安の18.88でした。また、VIX3Mは同2.05(8.20%)安の22.94で、VIX/VIX3Mレシオは同0.02(1.83%)安の0.82と、1を下回っているため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性が大幅に低下しています。Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比4.67(3.30%)高の146.14でした。

 

22日の日本では、プット・コールレシオは0.38と前日の0.27から上昇しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は126.53と前日の127.39から低下しました。新高値銘柄数は204、新安値銘柄数は0でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は22日現在「水平」継続です。転換線は「水平」から「上向き」に転換しました。転換線と基準線は「好転」を継続です。遅行スパンは26日前の日足を下回り、「逆転」しました。ですが、引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は「水平」から「上向き」に転換しました。また、22日現在のMACD(12日-26日)は167.98、シグナル(9日)は147.23、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は20.75と、「買い」継続です。(買い転換は3月16日でした。)なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。

 

22日の米10年物国債利回りは前週末比0.03%安の1.69%でした。この米長期金利の低下を受けて、米国株が堅調です。これは本日の日経平均にポジティブに作用するでしょう。想定レンジは29400円±400円程度です。物色面では、「脱炭素へ30年目標策定、削減幅を拡大、首相、米に説明へ、政府が月内に有識者会議。」と題した記事が本日付け日本経済新聞に掲載されたことで、再生可能エネルギー関連への関心が高まりそうです。

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