6月3日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

本日の個別銘柄動向コメント

GCA(2174)

6月2日、2021年3月16日に発表した2021年12月期の連結業績予想の上方修正を発表しました。これで買いが先行する見通しです。2021年12月期連結業績(Non-GAAP)は、売上収益は340.0億円(前回予想比30.8%増)、営業利益は47.0億円(同38.2%増)、税引前利益は47.0億円(同38.2%増)、当期利益は32.5億円(同41.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は32.0億円(同39.1%増)に上方修正しました。

 

DDS(3782)

6月2日、汗孔と隆線を使った認証アルゴリズムに関する特許を取得したことを発表しました。これが買い材料視されるでしょう。本特許は、汗孔(かんこう)(汗が排出される出口のこと)などの指紋の隆線の微細構造を解析することで認証を行う高精度の認証アルゴリズムを実現したとのことです。

 

フェローテックホールディングス(6890)

6月2日、「特別利益の計上見込み並びに業績予想の修正に関するお知らせ」を発表。これが買い材料視されるでしょう。持分法適用関連会社FTHWの第三者割当増資(第二回)の発行総額30億人民元(約515億円)のうち、2021年5月31日現在で払込が確認出来ている約15億人民元(約259億円)をもとに見積もりした持分変動利益は約45億円となり、当該利益を2022年3月期第1四半期に特別利益として計上する予定です。2022年3月期通期連結業績のうち親会社株主に帰属する当期純利益を123億円(前回予想比57.7%増)に上方修正しました。

 

チエル(3933)

6月2日、自己株式取得を発表しました。これが買い材料視される見通しです。取得し得る株式の総数は20万株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合 2.56%)、株 式の取得価額の総額は3億円、取得期間は2021年6月7日~2021年9月30日、取得方法は取引一任契約に基づく東京証券取引所における市場買付です。

 

まぐまぐ(4059)

6月2日、「配当予想の修正に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されるでしょう。2021年9月期の配当予想を無配としていまし。しかし、2021年9月期においては、当初予想していたよりも業績の進捗が良好であり、業績動向や財政状態、当社を取り巻く事業環境等を総合的に勘案し、株主の期待に応えるべく、1株当たり期末配当金を7円に修正しました。

 

アクセスグループ・ホールディングス(7042)

5月31日、事業子会社で、プロモーション支援事業を展開する株式会社アクセスプログレスが、新型コロナウイルス感染症などの感染対策に対応し、準備から運営までワンストップでサポートする、会場運営パッケージサービスを提供開始したとの発表が引き続き買い材料視されるでしょう。

 

カブ知恵のお勧め投資顧問の無料紹介銘柄動向

カブ知恵が集計(集計期間及びパフォーマンス評価期間:2021年4月1日~6月2日)した無料紹介銘柄の中で、高パフォーマンスを叩き出したのが、新生ジャパン投資が、4月16日に紹介したHPCシステムズ(6597)です。紹介日の始値は3020円で、6月2日終値ベースで騰落率は56.3%に達しています。ちなみに、新生ジャパン投資は、HPCシステムズを4月6日にも紹介しています。紹介日の始値は3550円で、6月2日終値ベースで騰落率は33.0%です。このように、新生ジャパン投資のような投資情報サイト(投資顧問)が何度も繰り返し紹介する銘柄は、高いパフォーマンスを実現することが多い傾向があることが、我々の業界では知られています。

 

ちなみに、今回の集計期間中、新生ジャパン投資は、テセック(6337)を5月12日、テクノホライゾン(6629)を5月11日、QDレーザ(6613)を4月13日に紹介するなど、ハイパフォーマンス銘柄を続々と無料で紹介しています。

 

それはともかく、新生ジャパン投資の無料情報を既に利用されている方々で、HPCシステムズに乗れた方々はおめでとうございます。私は、新生ジャパン投資が何度も繰り返し紹介する銘柄を要監視銘柄として、あなたのトレード用画面に監視銘柄登録してエントリータイミングを計ることをお勧めします。

 

(カブ知恵 藤井英敏)

 

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相場観

6月2日の日経平均は前日比131.80円(0.46%)高の28946.14円と、3日ぶりに反発しました。5日移動平均線(2日現在28863.79円)、25日移動平均線(同28642.93円)を上回っています。ただし、75日移動平均線(同29232.33円)は下回っており、抵抗線として意識されています。なお、6月3日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比70円安の28860円、高値は2日22時47分の28960円、安値は2日16時46分の28830円でした。2日の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は92.62と前日の96.63から低下しました。新高値銘柄数は97、新安値銘柄数は114でした。また、6月2日現在のMACD(12日-26日)はマイナス49.11、シグナル(9日)はマイナス192.57、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はプラス143.47と、「買い」を継続しました。これは2021年5月24日に買い転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は3日です。

 

2日のNYダウは小幅に5日続伸したものの上値が重かったため、本日の日経平均は膠着するでしょう。メインレンジは、昨日安値28565.83円~25日移動平均ベースのボリンジャーバンドプラス1σ(2日現在29127.60円)です。

 

物色面では、「アフターコロナ関連」が人気化するとみています。というのは、新型コロナウイルスワクチンの接種が足元で加速しているからです。政府の集計によると、ワクチンの1回目の接種を終えた人は、6月1日までで、医療従事者が465万人、高齢者が573万人の、あわせて1038万人で、初めて1000万人を超えました。このうち、2回目の接種まで終えた人は、あわせて361万人となっています。また、ブルームバーグのデータによると、足元の1日当たりの接種回数は現在40万-50万回に増え、欧州連合(EU)が4月に行っていたペースと似た水準に達しているそうです。そして、政府は今後、職場や大学での職域接種なども導入し、接種をさらに加速化させたい考えです。

 

よって、旅行、外食、百貨店などの「コロナ禍」で業績悪化を強いられた「アフターコロナ関連」への資金シフトが加速する見通しです。

 

旅行では、アドベンチャー(6030)、エアトリ(6191)、オープンドア(3926)、日本空港ビルデング(9706)、ベルトラ(7048)、日本航空(9201)、ANAHD(9202)、エイチ・アイ・エス(9603)、藤田観光(9722)、帝国ホテル(9708)、ロイヤルホテル(9713)、ユーラシア旅行社(9376)、KNTCT(9726)、旅工房(6548)、ハナツアーJ(6561)、JR東日本(9020)、JR西日本(9021)、JR東海(9022)、スターフライヤー(9206)などです。

 

外食では、CSS(2304)、カカクコム(2371)、ぐるなび(2440)、ひらまつ(2764)、ハブ(3030)、グローバルダイニング(7625)、鳥貴族HD(3193)、ワタミ(7522)、コロワイド(7616)、大庄(9979)、DDホールディングス(3073)、一家DP(9266)などです。

 

百貨店では、Jフロント(3086)、三越伊勢丹(3099)、高島屋(8233)、H2リテイ(8242)、阪急阪神(9042)、近鉄百貨店(8244)、松屋(8237)などです。

 

一方、6月2日の東証マザーズ指数は前日比5.94p(0.52%)安の1135.80pと、続落しました。5日移動平均線(2日現在1143.73p)、25日移動平均線(同1139.19p)、75日移動平均線(同1195.40p)全て下回っています。出来高は5191万株、売買代金は1131億円でした。5月12日に、2021年3月9日の1113.58と、2020年12月22日の1125.60に挟まれた「中期的な下値サポートゾーン」を割り込んだことで、底割れとなり、調整が長期化するリスクが高まっていましたが、このゾーン上限の1125.60pを5月21日に終値で上抜けたことで、調整一巡感が強まりました。よって、5月17日の1040.58pが当面の底値となる見通しです。

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