10月6日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

エコートレーディング(7427)

2023年9月29日、2023年2月期通期の連結業績予想については、売上高は1,059.87億円(前回予想比5.1%増)、営業利益は17.50億円(同92.7%増)、経常利益は17.89億円(同87.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は12.17億円(同94.4%増)に上方修正しました。これが注目ポイントです。

 

当第2四半期連結累計期間については、新型コロナウイルス感染症による行動制限が解除され消費活動が活発になったことや価格改定による商品単価の上昇、ライフステージや機能性に着目した高付加価値商材の拡大などにより、売上高は当初の見込みを超過しました。コスト面については、在庫管理の徹底による適正在庫の維持や配送ルートの最適化など継続的なローコストオペレーションを実践したことが奏功し、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益は前回発表予想を上回る見通しとなりました。なお、原油・原材料価格の高騰による仕入価格の上昇、人手不足による人件費増加、電気代や物流費など様々なコスト上昇が継続している事に加え、更なる成長に向けた労働環境の改善や適切な設備投資を実施する必要があり、今後も徹底したコストコントロールを行っていく方針です。以上の理由により、第2四半期(累計)および通期の連結業績予想を上方修正しました。

 

<前日の東京株式市場>

5日の日経平均は前日比548.48円(1.80%)高の31075.36円と、大幅に6日ぶりに反発しました。5日移動平均線(5日現在31291.54円)、25日移動平均線(同32469.29円)、75日移動平均線(同32513.91円)全て下回っています。6日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比変わらずの31020円、高値は5日17時34分の31200円、安値は6日00時09分の30840円でした。5日の騰落レシオ(6日移動平均)は42.04%でした。新高値銘柄数は13、新安値銘柄数は49でした。また、MACD(12日-26日)はマイナス366.96、シグナル(9日)はマイナス105.15でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス261.81でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は9日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうちが3つ(前日は9つ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

5日のNYダウは反落し、前日比9.98ドル安の33119.57ドルでした。ナスダック総合株価指数も反落し、同16.18ポイント安の13219.83ポイントでした。9月の米雇用統計の発表を6日に控え、積極的な売買が手控えられました。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

9月の米雇用統計については、非農業部門の雇用者数が前月比17万人増と、8月の18万7000人増から伸びが鈍化する一方で、失業率は8月の3.8%から3.7%に低下し、賃金は前月比で伸びが小幅に加速するとの見方が多いそうです。いずれにせよ、この結果次第で、米国の株式・債券市場が大きく変動する可能性があるため、本日の東京株式市場では、様子見ムードの強い1日となりそうです。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線は11日連続で下降しました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が9月29日の31857.62円を上回る必要があります。

 

25日移動平均線は、3日連続で下降しました。本日、25移動平均線が上向き転換するには、終値で8月31日の32619.34円を上回ることが必要です

 

今後に関しては、9月28日に「日経平均が25日移動平均線を下回り、且つ、25日移動平均線自体が下向きの状況」の状況になったため、調整入りのサインが点灯したと考えます。今後、「日経平均が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」になるまでは、調整局面が続く見通しです。

 

5日の東証グロース市場指数は前日比27.01p(3.10%)高の899.20pでした。5日移動平均線(5日現在905.71p)、25日移動平均線(同942.35p)、75日移動平均線(同974.86p)全て下回っています。5日移動平均線は、4日連続で下降しました。本日、上向きに転じるには、9月29日の938.12pを上回る必要があります。25日移動平均線は8日連続で下降しました。ちなみに同線は、9月21日まで46日連続で下降していました。本日、上向きに転じるには、8月31日の971.17pを上回る必要があります。

 

今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。

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