8月29日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

8月26日の日経平均は前日比162.37円(0.57%)高の28641.38円と、続伸しました。5日移動平均線(26日現在28536.11円)を上回りました。これは8月19日に下回っていました。一方、25日移動平均線(同28246.90円)、75日移動平均線(同27283.86円)、100日移動平均線(同27196.78円)、200日移動平均線(同27534.90円)全て上回り続けています。27日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比490円高の28120円、高値は26日22時08分の28740円、安値は終値の28120円でした。26日の騰落レシオ(6日移動平均)は105.08%でした。新高値銘柄数は75、新安値銘柄数は1でした。また、26日現在のMACD(12日-26日)は335.47、シグナル(9日)は429.43でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス96.96でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。ちなみに、26日時点の当社の「大底確認10項目」のうち「2つ」(前日も2つ)が点灯している状況です。

 

26日のNYダウは3日ぶりに大幅反落、前日比1008.38ドル安の32283.40ドルでした。下げ幅、下落率ともに今年3番目の大きさでした。ナスダック総合株価指数も3日ぶりに大幅反落、前日比497.555ポイント安の12141.710ポイントでした。カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でパウエルFRB議長が26日に講演し、「インフレを抑え込むには家計や企業に何らかの痛みをもたらすことになるがそれは避けられないコストだ。ただ、物価の安定を取り戻すことに失敗すればもっと大きな痛みを伴うことになる」、記録的なインフレを抑え込むための金融引き締めについて「やり遂げるまでやり続けなければならない」と述べたことで、高い政策金利の水準が、市場の想定よりも長く続くとの見方が強まり、リスクアセットの株式が売られました。

 

本日の日経平均については、前週末の米国株の大幅安を嫌気する売りが先行するでしょう。日経平均は、テクニカル的には、26日の上昇で5日移動平均線を上回りました。しかしながら、5日移動平均線自体は22日に下向きに転じたままです。なお、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が8月22日の28794.50円を上回る必要があります。ハードルは高いです。26日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.34(1.78%)安の18.72でした。本日の日経平均の想定レンジは26日終値28641.38円±400円程度です。

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