12日の海外動向 円高、NYダウ反落で日経平均先物は下落

13日の大阪ナイトセッション日経平均先物9月物は前日比100円安の16820円でした。12日のNYダウは反落、前日比37.05ドル安の18576.47ドルでした。利益確定売りが優勢でした。7月の米小売売上高が市場予想を下回り、8月の米消費者態度指数(速報値、ミシガン大学調べ)も市場予想を下回ったことなどが嫌気されました。個別では、ダウ・ケミカルとの合併を巡って欧州委員会が調査を始めたと発表した、デュポンが下落しダウを押し下げました。一方、原油先物高で、エクソンモービル、シェブロンなどエネルギー関連株が上昇し、ダウを支えました。NY原油先物相場は続伸、WTI期近9月物は前日比1.00ドル高の1バレル44.49ドルでした。サウジのファリハ・エネルギー相が11日、「OPEC加盟国と非加盟国は、市場安定に必要とされる実行可能な対策について9月にアルジェリアで開く会合で協議する」と述べたとの報道が、引き続き、買い材料になりました。NY円相場は反発、前日比65銭の円高・ドル安の1ドル=101円25~35銭でした。

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